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国債価格の下落は何が問題か

国債を発行しすぎると、長期金利が上昇し、国債価格が下落するとテレビでやってました。そうなると経済にどういう影響が出るのでしょうか?教えてください。それに関するおすすめの本があったらぜひ教えてください。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • takagi
  • ベストアンサー率14% (2/14)
回答No.1

日本の国債は10年ものの長期のものが大半です。国債をたくさん発行すると売れなくなっちゃいますよね。じゃ、ま、安くしますか。となるわけです。つまり、利回りがよくなると。そうすると、国債を買ったほうがいいので銀行の貸出し金利は上がります。で、結局企業が銀行にお金を借りにくくなっちゃいます。これって不況じゃん。となるわけです。が・・・お答えになったでしょうか。

kuniman
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど、国債を発行しすぎると、不況になるのですね。よく分かりました。

その他の回答 (1)

  • tiuhti
  • ベストアンサー率66% (447/668)
回答No.2

既に他の方が回答した「国債価格の下落→貸出金利の上昇→設備投資等の減少」という悪影響に加え、今の日本では、「国債価格の下落→銀行の含み損の拡大→金融不安」という問題も考えられます。銀行は、企業の資金需要が乏しい(あるいは怖くて貸し出せない)ので、融資の代替として国債を大量に保有しています。(平常時でもかなり持っていますが、なにせ今は収益環境や自己資本比率がひどいですから) この価格が下がると、よっぽど上手く売り抜けない限りは、含み損が大量に発生して、それが金融不安の引き金にもなりかねません。(売りぬくって言ったって、誰に売るのか、売った後に銀行は何を買うのか?、それも問題だ) もっと極端なシナリオでは、「発行し過ぎで、ちょっとぐらい金利を上げても、国債の買い手がなくなるんじゃないか」という不安が広まると、金利は驀騰、国家財政は『本当の』破綻、という事も絶対に無いとは言えません。 尚、ちゃんと景気がよくなって、その結果デフレが収まり(インフレ気味になり)、金利が上昇していく(=国債価格が下落)するというパターンであれば、銀行の含み損自体は変らなかったとしても、金利上昇が景気に与える影響は全く違います。企業は、金利レベルそのものよりは、むしろ「その金利レベルで借りた金を使っていくら儲けられるか」という期待に基づいて行動しますから。 「金利上昇」という事実に加え、「市場や世間がどう思った結果上昇したのか」という事が肝腎だと、個人的には思っています。

kuniman
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 銀行の含み損拡大で金融不安というのも考えられるのですか。よく分かりました。

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