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英語の疑問代名詞がH音で始まることについて

ドイツ語はV音で、日本語はD音のように言語によって疑問に関係した言葉には音が共通するのかと思うのですが、こういう研究というのは行なわれているのでしょうか。

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  • esistdas
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回答No.2

私の知る限りの5W1H(これすら、もとは英語でhw-の一部に音の入れ替えが生じたものですが)を、対照的に示してみたいと思います。 En. who - what - when - where - why(<疑問代名詞hwatの中性形具格「何によって」) - how [h-] G. wer - was - wen - wo - warum(<wa(s)+um) - wie [v-] F. qui - que - quand - ou` - pourquoi (<pour+quoi) - comment [k-] It. chi - che - quando - dove - perche' (<per+che) - come [k-] Cz. kdo - co - kdy - kde - proc< (<pro+co) - jak [kd-] 英語、ドイツ語に見られる特徴として、前置詞と疑問詞や代名詞を連結して副詞を得る手法がありますね。 at : thereat / whereat for(e) : therefore / wherefore on : thereon /whereon by : thereby / whereby in : therein / wherein an : daran(<da+(r)+an) / woran fuer : dafuer / wofuer auf : darauf / worauf bei : dabei / wobei in : darin / worin この回答では、印欧語族の言語の一部に限って述べるにとどめましたが、英語やドイツ語はゲルマン祖語、フランス語やイタリア語はラテン語、チェコ語はスラヴ語のように共通の祖たる言語が存在していた点は事実であると思われ、これを扱った分野に歴史言語学や比較言語学があります(下記参考URLをご参照のこと)。また、言語の類似性から普遍的な言語の特性を探る分野に、言語類型論があります。 当然のことですが、表面上の類似性というのは最も研究者(当然素人の言語話者も)には見えやすいものであり、現在ではほぼ語りつくされているはずです(特にメジャーな言語では)。それよりも、言語の根底に潜む普遍性や解釈の多様性にみる意味理論などが、最近の理論研究の中心であると思いますね。

参考URL:
http://www.etymonline.com/
kaitaradou
質問者

お礼

ご教示有難うございました。たいへん勉強になりました。

その他の回答 (1)

  • Poer
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回答No.1

 私は英語の研究者ではないのではっきりとは言えませんが、疑問に感じたことはありますね。一文字変えるだけで、   when→then(時を表す単語)   where→there→here(場所を表す単語) となったりしますよね。アルファベット一文字についてもちゃんと意味があるというのを聞いたこともありますし。例えば、   「n=no(ないこと)」    one→none    either→neither    ever→never    night=no+sight(見えないこと) っていう感じですね。だからご質問のような件に関してもちゃんと理屈があり、研究されているとも思いますけどね。

kaitaradou
質問者

お礼

どうもご回答をありがとうございます。日本語でもどなたとあなたというような感じですね。人間の心理として共通なものがあるのでしょうか。ドイツ語の初歩を習ったときkeinと言う単語がすごく気になりました。記憶が不確かですけどスウエーデン語でノンテイングと言うのが全然否定的な意味がなかったように覚えていますが・・・