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村上春樹「風の歌を聴け」の『僕はひとつしか嘘をつかなかった』について
村上春樹さんの「風の歌を聴け」の一節について教えてください。 === 「ねえ、私を愛してる?」 「もちろん」 「結婚したい?」 「今、すぐに?」 「いつか……もっと先によ。」 「もちろん結婚したい。」 「でも私が訪ねるまでそんなこと一言だって言わなかったわ。」 「言い忘れてたんだ。」 「……子供は何人欲しい?」 「3人。」 「男? 女?」 「女が2人に男が1人。」 彼女はコーヒーで口の中のパンを嚥み下してからじっと僕の顔を見た。 「嘘つき!」 と彼女は言った。 しかし彼女は間違っている。僕はひとつしか嘘をつかなかった。 === 「ひとつしか嘘をつかなかった」とありますが、 そのひとつというのは、一体何なのでしょうか? よろしくお願いいたします。
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- you-jie
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回答No.5
「ねえ、私を愛してる?」に対し 「もちろん」これが嘘だと思います。 彼女を愛していない・・よって ”愛のないその先に”「結婚」「子供」は成り立たない そういう意味も含まれていると思います。
- miyaba
- ベストアンサー率0% (0/4)
回答No.4
皆さんと同じく最初の問いだと思います。 「ねえ、私を愛してる?」 「もちろん」 ですね。「結婚したい?」の問いは【私と】とは言っていませんので、結婚はして子供は3人欲しいけれど彼女との子供ではないということじゃないでしょうか。
- katu2
- ベストアンサー率32% (9/28)
回答No.3
「風の歌を聴け」ですから、自由を、悪く言えば放浪ですか、そういうことがテーマですから、「結婚しい?」 「今、すぐに?」、これが「たったひとつの嘘」です。
noname#16614
回答No.2
#1さんと同様、始めの問いへの答えだと思います。
- takomari
- ベストアンサー率36% (1618/4451)
回答No.1
もちろん正解かどうかはわからないんですが… 最初の問いへの答え、だと思います。