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かぎかっこの最後の句点
文章でかぎかっこを使用した場合、最後は句点を打たないか統一する、というのがあったんですが、統一するというのは最後に全部句点を打ってあればそれはそれでいいという事なのでしょうか。 また、統一してあればいいとしても、やはり句点をつけているのは一般的に非常識という事になるのでしょうか。 よろしくお願いします。
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句読点の付け方がここでも過去よく話題になっています。これは日本語の句読点のつけ方が一応の基準に過ぎないからだと思われます。そもそも日本語には句読点がなかったので句読点にあまり神経質ではなかったのとでしょう。しかし、戦後は漢字制限、かなおくりなど文部省主導型のあたらしい規制がたくさん制定されました。 しかし、古い教育を受けている人は自分のスタイルを 守り、新聞社は自社基準を設けたりするため複数の書き方が存在するのだと思われます。 手元の本を見てみました。 本田勝一『先住民族アイヌの現在』 「」は文中でも文末でも句読点なし。 ()は文中なら(・・・。)文末なら(・・・)。 司馬遼太郎『街道をゆく22』 「」は文中でも文末でも句読点なし。 ()は文中の説明的短文なら (・・・) 文中の長い文章なら (・・・・・。) 文末なら (・・・・)。 しかし、混用も見られます。 対策として次のようなことが考えられます。 1.個人が独立して文章を書くなら自分のスタイルを 確立する(統一する) 2.学校、会社の文章なら、そこの基準に従う。 3.出版物なら出版社の基準に合わせるか、自分のスタイルを通す。
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- yamyam21
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文章を書く仕事をしたことがありますが、 「」の最後の句点の使い方は、仕事によってマチマチでしたよ。 その会社や、本によって統一基準が作ってあり、それに従うという感じでした。 ですから、これが“絶対”という決まりはなく、その文章の中や、本全体でのルールにのっとって、統一してあれば良いということだと思います。 つまり、質問者様がお書きになっている、「文章でかぎかっこを使用した場合、最後は句点を打たないか統一する」というルールが正解なのではないでしょうか。 ちなみに私は、遠い昔、原稿用紙の使い方を学んだときに、カギカッコ内に句点をおさめると習った気がして、個人的に文章を書くときは、ついその癖が出てしまいます。 例) 「文中で統一してあれば、私はどちらでもいいと思う。」 しかし、会社によっては、 「文中で統一してあれば、私はどちらでもいいと思う」。 ↑ というように、カギカッコの外に句点を打つように指示されることもあるので、要するに読みやすければ、句点をつけても付けなくても(あるいはどの位置に打っても)、いいのだと思っています。 もしかすると、私が知らないだけで、ちゃんとしたルールがあるのかもしれませんが、句点をつけたから(つけないから)といって、それが非常識になるってほどではないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。場合によってのルールが大事なのですね。文章を書く仕事なわけではないのですが、文を書く場合「~です。」と私もかぎかっこの中に句点を入れてしまうと思うんです。 しかし最近は「~です」と付けないものを多く見かけるので、統一すれば本当につけてもいいのかと分からなくなり質問させて頂きました。勉強になりました。
- yellowdream0904
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私(29歳)が小中学生の頃の国語の教科書では、かぎかっこ(会話文に限る。強調や引用の意味で使うかぎかっこの場合は当然句点なしです)の最後には句点がありました。 だから当時の児童・生徒たちも、作文や国語のテストなどではかぎかっこの最後に句点を打っていました。 中学生の終わり頃に小説を読むことに夢中になったのですが、その文中ではかぎかっこの最後に句点がなく、その方が自然に感じると私も思いました。 しかし、その後に書いた作文でそうしたら、「句点をつけなさい」と先生に直されてしまった覚えがあります。 今どうなっているかはよくわかりませんが、昔は「会話文に限っては句点を打つ」と学校で教えていたのは確かです。 だからといってそれが正しいというわけでは決してなく、むしろ世間一般的にはつけないのが常識なので、昔は間違った教育をしていたというのが真相なのかもしれませんが。 ともかく、句点を打つか打たないかで論争になるのはそういった時代があったからだと、私は思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。私の習った現代語の教科書は会話文で「~。」となっているようです。最近の教科書はやはりついていないのでしょうか。自分の頃がそうだったせいか個人的にはついていた方が読みやすいのですが…世間の常識はやはりつけないのですね。勉強になりました。
- nidonen
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一応、文章を書くことを商売にしていますが、かぎかっこのあとに 句点を付けるのが非常識というのは、これまで聞いたことがありません。 どうしても統一しなければならないのであれば、むしろ句点を付ける ことが必須となります。簡単な例を示します。 A)彼女が言った。「あなたはウソつきよ」。私には返す言葉がなかった。 B)彼女が言った。「あなたはウソつきよ」私には返す言葉がなかった。 Bは読みづらいですよね? 一般的に、句点をつけなくてもいいのは 「!」と「?」だけです。その際も、!のあとにスペースを入れるか、 もしくは斜めの!を使って、文章が終わったことを示す必要があります。 小説などでは、かぎかっこだけ(話し言葉だけ)でひとつの段落という ことが多く、その際は句点をつけないほうがスマートです。私ならこの ような場合、付ける・付けないの使い分けをします。 大事なのは、読み手にとって読みやすいかどうかです。かぎかっこの 場合も、“段落のなかでは句点を入れるが、段落末にきた場合は句点を 省略する”というルールで統一すればいいのではないでしょうか。これも 立派な統一だと思います。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。読みやすいかどうかと使い分けるルールが大事なのですね。個人的には句点があると読みやすいのですが、最近はついていない方が多いので…句点を付けるのが非常識でもないと分かってとても勉強になりました。
- abokarate
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かぎかっこの最後には句点はつけません。 一般的に非常識ではないですが、文を書く職業や 勉強をしたことのある人でしたら、そのぐらいの ことは知っています。
お礼
ご回答ありがとうございます。「打たないか統一する」というので打たなくてもいいのかと思い質問させて頂きました。勉強不足で申し訳ありませんでした。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。やはり、本でもかぎかっこの後の句点はあまり見られないのですね。3つの対策とても参考になりました。個人的に文章を書くことがあったら、かぎかっこの最後には句点を入れてしまうと思います。それをスタイルとして周りに分かってもらえるかは不安ですが、そうなったら自分のスタイルだと通してみようと思います。勉強になりました。