漢文の問題についての質問
以下の二つについてお答え願います。
[1]出典は『晋書』巻五十八・周処伝です。周処の台詞に「此の患と為すが若き、吾能く之を除かん」というものがあり、その訳が「そんな厄介なものぐらい、おいらが退治してやる」となっているのですが、どうしてこのような訳になるのかが分かりません。特に「此の患と為すが若き、」の部分です。
[2]「王征南人と為り機警なるも、伝を得たる後は、絶えて圭角を露さず、甚だしき困しみに遇うに非ざれば則ち発せず」という文があり、「発せず」の部分(白文では「不発」)の「発」と同じ意味で使われている「発」の字を含むものを次から選べという問題です。(因みに、「不発」は「不発技(技を発せず)」の略です)
(1)発令 (2)発散 (3)発生 (4)発揮 (5)啓発
答えは(4)であり、「揮を発す」となることからも納得はできるのですが、私は(1)も「令を発す」となり、答えとなるような気がするのです。これについての解説をお願いします。また、センター漢文におけるこの類の問題も苦手なので、何かコツがあれば教えて頂けると嬉しいです。
以上2点、お願いします。ちなみに、[1][2]のどちらも「漢文道場」の問題です。([1]は2章17番、[2]は2章18番です)。お持ちの方は参照されればと思います。
お礼
本当に助かりました。どうもありがとうございました。