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アミド基の誘導体化剤を探しています

高純度ベンジルアミンを誘導体化し、GCMSでベンジルアミン中の微量不純物を定性します。  そこで、高純度で不純物の少ない誘導体化剤を探しています。不純物を定性したいので、誘導体化剤由来の不純物をなるべく減らしたいのですが、アミンをGCで測定できるように誘導体化させ、なおかつ、不純物の少ない誘導体化剤はありますか?  今カタログを調べると無水トリフルオロ酢酸(99%)を見つけたのですが、他にもありますか?  よろしくお願いします。

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noname#160321
noname#160321
回答No.2

ベンジルアミンの分子量が107.16、無水トリフルオロ酢酸の分子量が210.03ですので、無水トリフルオロ酢酸は少過剰でも0.25gは必要です、実際は0.3g程度。ピリジンの分子量79.10ですのでこれを無水トリフルオロ酢酸のさらに少過剰0.15g。 この反応は激しい発熱反応なので、必ず純エーテル中で行い、予めアシル化試剤の混合物エーテル溶液を作って氷水冷却し、ここにベンジルアミンのエーテル溶液を静かに加えます。反応を行った後しばらく加熱して下さい。 注意点。当然のことながら、無水トリフルオロ酢酸にもピリジンにも不純物がありますので、必ずブランクを作って確かめて下さい。方法は簡単。ベンジルアミン溶液を加える前の無水トリフルオロ酢酸/ピリジン/エーテル溶液をGCMSで見れば良い。 ブランクとベンジルアミンアシル誘導体溶液とを見比べて後者にしかないピークを分析して下さい。ただし、同じ質量数に隠れていることもあるので、ブランク中の大き目のピークについてはブランクと試料でフラグメンテーションパターンが変化していないかよく観察して下さい。 ガンバ^^)v

kanshin
質問者

お礼

細かいところまで本当にありがとうございました。 これで実験がうまく出来そうです。 またありましたらよろしくお願い致します。

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

無水トリフルオロ酢酸には99%以外にもガスクロマトグラフィー用試剤(10mL)があります。Eメルク(ドイツ、ダルムシュタットの方、提携している関東化学のカタログ番号12513-1M。 ご存じの通り無水酸を使うと原料アミンの半分が酸のアンモニウム塩になってしまいます。純ピリジン、純トリエチルアミンを塩基として使用する方が確実です。 これも記す迄も無いことですが、無溶媒で反応させるのは危険でしょう。 他のフルオロ酸類としては: 無水ヘプタフルオロ酪酸(bis-(heptafluorobutyric)anhydride 10mL)(関東 96531-1M) ペンタフルオロプロピオニルイミダゾール 1mL×10本(Pierce社、関東 44300-1P) N-トリフルオロアセチルイミダゾール 1mL×10本 (Pierce社、関東 48882-1P) イミダゾールアミド類はどうでしょうか。 関東化学URL

参考URL:
http://www.kanto.co.jp/index2.htm
kanshin
質問者

補足

詳細に教えていただきありがとうございました。 不純物の少ない99%以上の無水フルオロ酢酸と純ピリジンの組み合わせで試してみたいと思います。また、イミダゾールも試してみます。  再度質問させていただきたいのですが、この場合(試料量0.1g)、無水フルオロ酢酸とピリジンはどれくらいの量を加え、室温または加温のどちらで放置すればよいのでしょうか?よろしくお願いします。

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