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"research of" と言うとき、研究対象が of 直後に続くことは皆無ですか?
何々の研究、というとき、research into, research on, research about などと言いますよね。では、 research of というとき、of に続くものが研究対象であることはあり得ませんか?
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#1です。 学術文献専門サーチエンジンであるscirusで検索してみました。(下記参照URL) 論文限定にして、 "research of" だと、hitする論文の著者は英米系以外と思われる名前がほとんどです。(特に、日本人やアジア系) 一方、 "research for"や"research on" では、英米系の名前の著者の割合が大幅に上がります。 さらには、検索対象を、その他のweb sourceにも広げると、 やはり、research ofで引っかかる英米系のサイトでの用法は、「~における」「~による」というものが多いようです。(「~についての」というものもかなりありますが。) よって、誤りであると決め付けるわけには行きませんが、英語を母国語とする人にとって自然な用法とはいえなさそうです。彼等の中でも、人によっては使ってしまい、その他の国の人は頻繁に使ってしまうということなのではないかと思います。 結論: 間違いかどうかは別として、自分は使わないほうが無難。が、特に英語を母国語としない人の文章で出てきたら、その意味で使っている可能性が十分にあるので、そのつもりで読む。 っていうのが、個人的なスタンスです。 #「お慕い」などと書かれると光栄ですが照れます。
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- taroandjiro2001
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#3です。 昨日、新聞社、放送局も簡単にサーチしましたが、of が見当たりませんでした。ある大学の検索結果を見る限り、研究プロジェクトの名前的なもの(プロジェクト名、および、大文字表記)にしか使っていないようです。 of : 研究機関、研究者、研究プロジェクト名など、「研究そのもの名前」を表す場合に現れているように見えます。 精度の高い結果が欲しいときは、特定の分野で検索しないと。アメリカの役所とか、図書館とか。これが面倒なら、信頼できる辞書を信頼するしかないですね。 ※ googole 信仰は捨てましょう。Non-English Speakers の英文が激増しています。たとえ、大学や研究所でも。 ※ 英辞郎についても、English speakers が何度も間違いを指摘しているのを私は経験しています。
お礼
google の検索結果を過信するな、という指摘はごもっともですが、この件に関する限り、research of 研究対象、の形があまりに多く、しかも信頼できるソースから観察できるようです。もっとも、それの全体に占める割合は少なくても、本当に誤用であるのかは判断が難しいところです。 質問したとき、research of 研究対象、は明らかに誤用であってほしい、という願望があったのですが、今全く自信をもって誤用、とはいえないです。 皆さんのインプットで少し前に進めた気がします。感謝いたします!
語法的に正しいかと聞かれると困るのですが、英辞郎で検索すると、research into, research on, research about, research for, research of などのすべてについて用例を見ることが出来ました。 http://www2.alc.co.jp/ejr/index.php?word_in=research+of&word_in2=%82%A9%82%AB%82%AD%82%AF%82%B1&word_in3=PVawEWi72JXCKoa0Je このような動詞の意味を基にする名詞と後続の前置詞との関係についてですが、動詞として機能する際に取る前置詞が、名詞として機能する際もそのまま移行するということが一つにはあります。 We need to research into Alzheimer's disease. → the research into Alzheimer's disease They have started to research on biological differences between the species. → the research on biological differences between the species I was requested to research about the statistics. → the research about the statistics Japan is far behind other countries in researching for forest sector. → the research for forest sector ここで、問題のofについてですが、researchには上記のような自動詞としての機能のほかに他動詞としての機能も持っています。他動詞の目的語が、その動詞が名詞として働く時に、ofによって抱えられるのはstudyなどの他の動詞についても観ることの出来る語法です。 This institution is studying environmental pollution. → the study of environmental pollution researchについても、同じように観れないでしょうか? We have to research endemic disease in the region as fast as possible. → the research of endemic disease in the region 前置詞の違いによる意味のニュアンスの違いとしては、前置詞の性質そのままに解釈してみましたが、例えば次のようなものではないでしょうか(微妙なニュアンスで、互換出来る場合も多いとは思いますが)。 research into ~の核心や細部に分け入っていく、~を究明していく research on ~についての、~に関する research about ~に関する research for ~を確かめる、~のための、~を求めての research of ~の
お礼
study などの類似名詞と比較しながらの解説は面白い切り口です。fields さんの意見を参考にしながらもっと観察をしていきたいです。ありがとうございました。(マザーグース見ました。魅力たっぷりな授業でした。先生も愛嬌たっぷりで、日本女性の鑑のような、古風な方でした。)
- taroandjiro2001
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グーグルは参考になりそうにもない状態なので、いろいろな辞書にあたりましたが、研究対象のときは、into, on のようです。 Cambridgeの用例も into/on ということです。
- akdawn
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research of で普通に何々の研究と言う意味で使われます。 of に続くものが研究対象です。 onを使うともっと「~についての」と言う意味合いが強くなります。
- blackdragon
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googleで引いても、research of xの場合、xの部分には、研究機関などがきて、xでの(による)研究という意味になるようですね。 ただし、ofに続くものが研究対象であることがありえないかというと、正しい語法ではなくても、ついつい間違ってその意味でofを使いたくなってしまうことも、特に英語を母語としない人にはありえるでしょう。 というわけで、「正しくは、ofをその意味に使うことはできないが、誤用されている可能性も十分ある」というあたりでは?
お礼
私のお慕いする回答者のひとりに回答頂き、光栄の極みです。
お礼
結論: 間違いかどうかは別として、自分は使わないほうが無難。が、特に英語を母国語としない人の文章で出てきたら、その意味で使っている可能性が十分にあるので、そのつもりで読む。」 その結論を支持させてもらいます。科学雑誌で相当数通ってしまうものなんですね。確かに、American Journal of Sociology という社会学で一番権威のあるジャーナルでは該当のケースは見つけられませんでした。 皆さんありがとうございました。(たしかに慕う、というのは照れる言葉かも)