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形の恒常性
大学で、形の恒常性について学び、よく理解できなかったので、HPで色々検索していました。 たとえばこのHP http://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2003_14454/slides/04/48.html にでているドアの映像では、ドアがどんどんあいているように見えるのですがこれはなぜなのでしょうか? 右端と左端のドアの見えと知覚に関係があるのはわかるのですが形の恒常性とどう結びつくのかわかりません。 詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。
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3つのドアの輪郭だけに注目すると, 左のものは長方形,中と右は台形です。 この長方形から台形への変化を 「ドア自体が変形している」とは見ずに 「ドアが開いていく」と見るのはひとつの「解釈」です。 この解釈を支えているのが 「ドアは長方形の固体である」という知識に支えられた 「形の恒常性」ということだと思います。 映画館のかぶりつきの席からスクリーンを見たときなど 網膜に映る像は相当歪んでいるはずですが, 映画に没入するとその歪みが気にならなくなるのも 「形の恒常性」のなせるわざでしょう。
お礼
大変わかりやすい説明です。 お忙しいところ感謝いたします。