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寺の屋根は何故反っている?
京都を観光してふと疑問に思ったのですが、おてらの屋根は多くの物が、直線形状ではなく反っていると思います。これは何故でしょうか?美しさだけのためですか?それとも、他に理由があるのでしょうか?
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おはようございます。 こういう屋根を、単層宝形造(頂点から底面の各角へと反っている屋根の形態)と言います。 理由は主に2つ考えられています。 1 仏教は、中国大陸から伝わりましたよね。中国の歴史的建造物を見ていただければ分かると思いますが、全て、極端に屋根の先が反っていますよね。それが伝わったと言う事です。 2 いくら、他国から伝わったとしても、風土に合わなければ採用されませんよね。 雨の多い日本では、屋根の庇(ひさし)を長くし、さらに、先を反らす事により、雨を遠くに落とす事が出来ます。つまり、樋(とい)の無かった当時としては、建物の土壁を守るためには、こういう形の屋根が丁度よかったということですね。
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- redowl
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回答No.1
●垂直方向の雨の流速を減速する ●瓦が屋根から滑り落ちても、縁手前である程度食い止められる というのを聞いたことが有ります。
お礼
どうもありがとうございました。