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現存量のグラフについて
モンシロチョウのある個体群について、発育段階を追って平均個体重に個体数を 乗じることによって個体群の現存量のグラフが得られた。 とされる現存量のグラフについてです。 縦軸を[g]、横軸を日数としたグラフなのですが、これは卵や1~5齢、前蛹、蛹 の状態の変化を重さにより表されてますが、これで個体群の現存量がわかるというのは どういうことなのでしょうか。 現存量とは、「ある生活空間内にある瞬間に生存する生物の量」と本ではされてます。 しかし、このグラフはどう見ても個体群の現存量ではなく、成長を追っただけの グラフに思えて仕方ありません。 直接グラフが載せれないので、説明がうまくできないのですが、 例えば、卵のときは、0コンマいくらかグラム、5齢のとき(14~18日め)は 7→16→13グラムになり、前蛹のとき(18~20日め)は13~8グラムに変化すると いった感じです。 これで、各栄養段階の物質収支ピラミッドのような現存量と同じように考えること ができませんでした。つまり、ただの成長記録に見えてしまうということなんです・・・ どうしてこのグラフが個体群の現存量のグラフといえるのでしょうか。 また、各栄養段階の物質収支のピラミッドにある現存量と何が違うのでしょうか。 よろしくお願いします。
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質問の文章だけではあまり確かなことが言えないのですが。 >・・・平均個体重に個体数を乗じることによって個体群の現存量のグラフが得られた。 という文章がありますので、これは問題の前提と考えるべきではないのでしょうか。 つまり、このエリアにおいて同時に産みつけられた卵が同じように成長していったため、ある日の現存量=総重量=平均個体重×個体数と示せる、ということだと思います。 食物連鎖を基にした生態ピラミッドは個体数・現存量・物質(エネルギー)収支などで表現しますが、参考URLのように物質収支(ここでは生産力)ピラミッドは1年間の変化量で示すことがめずらしくありません。 成長段階に応じて摂食量が変化しますので、現実には幼虫が成長するにしたがって現存量ピラミッドの形は変わるはずですが、さらに厳密に言えば同じ栄養段階の異種の動物も考慮することで事情は複雑になります。