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おかしいと思われる電車の表示
私が子供の頃ですが、電車にこんな表示がありました。 車両の火災など 非常の場合のほかは あぶないですから ドアをあけて外に 出ないでください これをみたとき悩みました。 1「車両の火災」は「非常の場合のほか」 2「ドアはあけても外にでてはいけない」 という意味に取れると思うのですが。 言葉としておかしいと思いますし、誤解する人がいそうなので、文法的な問題点と良い表現をお願いします。
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こんにちわ(/は)。 本題の例文の最も言いたいところは『危険だから外に出るな』でしょ。 日本語というのはもともと、曖昧言語で文法的にも未確立の習慣用法の積み重ね言語です。最も大事で言いたい事を最後になんとなく持ってくるのは日本語文法の習慣です。「火災など」と「など」を膠着させて曖昧表現をするのが特徴。そのほうが日本に住んでいる日本人には判り易いからです。良心"的"と言うのも有ります(笑)。良心は一つしか無いはずです。良心的とは何ぞや。 くだんの注意書きを読んだ日本語を勉強し始めた外国人は、きっと意味不明で解釈を諦めると思いますが・・・。特に「ドアをあけて外に出ないでください」の部分。 そんじゃ、「ドアーを開けなくても外に出る方法が有るのか?」、「窓から外に出るぶんには差し支えないのか?」とか疑問が湧き出します。わたしはこのくちです(涙)。 『危険だから外に出るな』の文言を始めに持ってくると、日常的に危機意識ゼロの日本人からするととっても違和感を感じます。慌て者が始めの一行しか見ないで、駅に着いても下車しない人が出てくるかもしれません。通勤時間帯にこんな乗客が居たらえらい迷惑です(笑)。だから婉曲的な言い回しで、"間に合わせ"ているんだと思います。どうせこんな危険なことは一生に一度有るか無いかだからです。 ---- 私が電車屋さんだったら、こう書きます。 警告! 『車両の火事みたいな非常の時以外は危ないから外に飛び出してはいけませんよ~』 こんなに簡潔な文章が日本語には有るのに、わざわざ込み入った表現で焦点をぼかして表示書きするのは、日本人がそれを好むからだと思います(汗)。 -------- 以下蛇足; 日本以外では現地語を始めに書いて、その下に英語でも表示が有るのが普通です。無い国も無論有りますが。 英語表示の例; WARNING!← ← これは大きく真ん中に書く。 Do not open the door and exit without Emergency,for example,FIRE. (警告!ドアーを開けて外に出るな、危険時以外は、その例、火災発生など。)通常は、WARNING!とFIRE は赤字で大文字書きです。 "WARNING" は文字通り"警告"です。 どうですか、こんなに明白な文章を日本に住んでいる日本人が読むと違和感が有るでしょう?特にお爺ちゃんお婆あちゃん方は。 英語圏の国ならお子様でも『火災発生などの危険時以外は外に出てはいけないんだな』と即刻理解します。国民性の違いですね(^^♪。
補足
電車の自動扉を開放するドアコックの注意書きです。 勝手にその装置を扱うなという注意です。 文章の上に「○や□に\のマーク」だとだれでもわかりやすそうですが。 外国人や子供が分かる表示でないと・・・ 今は表現がどうか分からないのですが。