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寺院での施浴

寺院での施浴について調べています。 東大寺大湯屋について調べていました。 本によって 当時は蒸し風呂と温浴両方だった 蒸し風呂 明確な資料はない どちらが本当なのか困っています

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  • sophia35
  • ベストアンサー率54% (637/1163)
回答No.1

こんばんは。 私もあまり詳しくは知らないのですが・・・ 当時と言うのはどの「当時」を指されているのですか?現存する釜場の出来た当時か、それ以前の設立当時の事か・・・ 確かに東大寺大湯屋は現存する最古の湯屋ではありますが、現存する釜場は江戸時代のものであり、それ以前の物質的資料は残っていません。 ですので設立当初となると、「明確な資料が無い」が正しいようです。説として、仏事の際の清めの儀式の意味で「温浴」だったと言う説と、古来風呂の原型としての「蒸気浴」だったと言う説に2分しているのではないでしょうか。 因みに私は、設立当時を考えれば、光明皇后の御奉献の誓いを踏まえて、どちらかと言うと洗浄よりも、医療行為としての蒸気風呂説の方が当たっているような気がするのですが・・・如何でしょうか? 自信はありませんが・・・ ご考察の参考になれば幸いです。

その他の回答 (1)

  • junt
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回答No.2

 東大寺の水蒸気浴ののことをお尋ねのようですが、関係するものがありましたので参考になれば幸いです。  温泉や神道の冷水浴(みそぎ)に対して、仏教が日本に持ち込んできたのは、水蒸気浴である。おそらくそのほとんどは、寺院内で行われるのだろうと思われる。政府自身は風呂場を作っていないが、寺院が積極的に水蒸気浴の風呂場を作っている。坊さんが修行で体が悪くなったりすると、そこへ入浴させるようになった。水蒸気浴というのは今で言うサウナ風呂のことであるが坊さんがそれに入って健康を回復する。寺院はやがてそれを『施浴』と言って、一般の者にも施すようになっていく。一般民衆もサウナ風呂に入れてやるという施しが始まってから、それぞれの寺の浴場は、一般民衆が利用できる浴場にその姿を大きく変えていくことになった。    今その古い浴場は、言い伝えはあるが、具体的な形としては残っていない。現存する一番古い浴場の建物は、東大寺の浴室であるが、それでも鎌倉時代のものである。興福寺の浴室も応永年間にできたものであるから室町時代のものにすぎない。それ以前のものは、今は滅ろんで存在しない。法華寺にある浴場は古いもので、光明皇后の伝説があるからその時代のものと言われてきたが、江戸時代に新しく作り直されたものである。作り直したものは他にもあるが、はたしてそれが奈良時代の原形をとどめているかははなはだ疑わしい。  温浴については、以前に違う質問でも書きましが平安時代のものは平安時代の絵(違う時代のものも同時代の絵として)にかかれ国宝として国立博物館に保存されています。

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