- ベストアンサー
戦争体験記
僕は歴史物が好きで三国志や日本の戦国時代など いろんな映画や小説や漫画を読んでいますが 実際に戦争を体験した人の当時の感想などがリアルに 書かれた本ってありますか? いつも本や映画を見ていると勇敢に敵陣に突っ込んでいく武将や何人もの人を一気に倒してしまう様には疑問です。 実際そこまで勇敢に戦えるのかなとか、間違えて見方を 殺してしまったりとかもあるんではないかななど、当時の戦いを自分で想像すると疑問点があり詳しく知りたい部分が沢山あります。 時代は問いませんので、こういう資料がおいてある所 興味深い本などがありましたら教えてください。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (9)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「きけ わだつみのこえ」 学徒出陣の戦没学生の手紙や遺書、日記をまとめたもので、軍事統制下で検閲されている のでどうしても勇ましい内容に偏ると思いますが、なんでも自由とか個性とかを強調して、 それらに伴う責任については知らんぷりを決め込む現代社会の若者(自分もそうかなぁ・・・) とかけ離れた世界は読み取れます。
その他の回答 (8)
>その方の当時の心情はどうだったのでしょうか? 普通の特攻隊は、大学でのペーペーの配属1ヶ月くらいの連中にやらせるわけで.単に飛べれば言いぐらいの捨て駒。 俺のように戦前からずっと飛んでいると.上が大事にするから絶対に選ばれない。だからいつも.ヘーヘーとしていられた。 が.あの時.「爆弾積んで敵陣に入って爆弾仕掛けて来い」というわけで.俺みたいに部隊で腕の良い人間だから.真っ先に選ばれちゃったよ。いや.一瞬クラクラときたね。 終戦で躍り上がって帰ってきたよ。 まあ.少年クラブ(講談社発行.青少年向け雑誌)であこがれて入ってくるけど.あの連中は技術を持たない所詮捨て駒だからね。 このような調子だったと記憶しています。
お礼
再度回答ありがとうございます。 現存の方の貴重なお話を聞かせて頂きました。
本に限らずでしたら「地獄の黙示禄」や「プラトーン」なども外せない作品と思います。 我々の世代ですと、B52戦略爆撃機が轟音を上げて横田基地や嘉手納基地を離陸し、ベトナムへ向かう光景は忘れられない戦争の一場面として記憶してますし、「枯葉作戦」とかいって、ジャングルに除草剤をばら撒く光景、反戦を叫ぶ若者や同時期に行なわれたメキシコオリンピックでは、男子陸上200mの表彰台で優勝者のアメリカ黒人選手トミー・スミスと3位のジョン・カーロスが、掲げられた星条旗に顔をそむけながら黒い手袋を付けた拳を上げる異様な光景(直接的には南アフリカの参加に抗議して)など、非常にリアルに記憶してます。 この時代は徴兵制が布かれ、ボクシングの王者:カシアス・クレー(ムハマド・アリ)が徴兵を拒否してベルトを剥奪されたり、人気絶頂のエルビス・プレスリーが従軍し英雄とたたえられながら戦争で精神を病み、転落していった軌跡など、戦争の光と影を知るにはよいと思います。 戦後、帰還した兵士たちも精神がおかしくなった者も多く、一種の社会問題としても取り上げられました。 唯一の超大国アメリカの栄光と挫折の中で、末端の若者たちの心情を読み取っていただければ幸いです。
お礼
興味深いお話ありがとうございました。 きっと今の私のようなだらけた生活を送っている者には 想像もつかない世界なんでしょうね。
>アカトンボは練習機の愛称ではないでしょうか? ご指摘の通りです。戦争末期に飛ぶことができる飛行機として.練習機に爆薬を積んで自爆攻撃を行いました。 同僚がアカトンボで攻撃に出かける前日に終戦となり.同僚は行きながられました。
お礼
同僚が元特攻隊員ですか!? こういう方でまだ生存されている人もいらっしゃるんですね。 その方の当時の心情はどうだったのでしょうか? もし何かしらお聞きされていたら教えてください。
- zero-fighter
- ベストアンサー率30% (155/507)
「西部戦線異状なし」これは外せないでしょう! あと#2さんのはこれかな?(違うような気もする) http://www.k-mite.com/manga/kogeki/akatonbo.htm 検索がてら覗いてみましたが、特攻隊作戦の犠牲者(と書かせてください)たちの心情をつづったものは良質なものが多く残されている感じです。
お礼
早速買ってきて読まさせて頂きます。 特攻隊の遺書初めて読みましたが これは心にグッときますね。 ただある程度第三者も読むことを前提に書かれている ような感じもするのですが、もっと本音が書かれている ような資料や本って他にありますか? ご存知でしたら教えてください。
- gulim
- ベストアンサー率44% (32/72)
No.2さん。アカトンボは練習機の愛称ではないでしょうか? 子どもの頃読んだ手塚さんの漫画からの知識ですけど、^0^;; 検索したら、次の飛行機を言うと出ていますが、ばらばら! 九五式中等練習機 予科練の練習機 陸軍飛行学校の練習機 九三式中間練習機 海軍九三式中級練習機 田舎の新聞社の発行ですが、満州開拓団のことを書いた『幻の満州柏崎村』(1982)『二龍山』(1970)、深田信四郎著・柏崎日報社があります。古本屋で見つけたら読んでみてください。
お礼
回答ありがとうございました。 早速探して読んでみたいと思います。 僕自身それほど歴史の知識が豊富ではないので 皆さんに教えていただいている名前などは 知らないものばかりです。 これからじっくり勉強していきたいと思います。
あまり古い時代の物は経過が示されるだけで、末端の兵士がどう言った気持ちだったかよく分からないことが多いようです。 万葉集などには出征する兵士の心情を書いた歌も散見されますが実情を知るには厳しい物があります。 お勧めなのは鎌倉武士の「竹崎五郎季長」の一代記などが戦争を知るにはよいと思います。 彼が描いた(正確には絵師に描かせた)「蒙古襲来絵詞」は世界で唯一、当時の蒙古軍の服装・軍備を知る手がかりになりますし(これが無ければ蒙古軍の概要は文字に頼るしかなく、ヨーロッパ人の絵はデフォルメされ全く分からない)、「五郎」という名前で分かるように、この戦に参加しなければ兄弟の多い彼は「冷や飯食い」の立場から脱出できない心情など、恩賞を目当てに戦う兵士個々の打算も見え隠れして面白いと思います。 またその周辺を洗えば、蒙古軍の先頭に立ち船も作った朝鮮人がどういった気持ちだったか、征服された側の気持ちも図れると思います。(蒙古の船があっけなく沈んだのも、徴用された朝鮮人が嫌々船を作ったので、出来が悪かったとか言われております) また現在ホットな話題として様々な本が出つつある「イラク戦争」もよいと考えます。 民衆を抑圧していたフセイン親衛隊が、個人としては自分は立派な仕事をしているので民衆に愛されていると信じていた事、攻める側のアメリカ兵も軍に入れば各種の資格が取れると腰掛け感覚の兵士が少なくなかったり、メディアの情報操作など、リアルな事が分かり一押しです。
お礼
面白そうですね。 確かに今タイムリーなイラク戦争もいいですね。 昔と現代の兵士では生き方の価値観も全然違うと思うので 比較しながら学んでいきたいと思います。 回答ありがとうございました。
イギリス兵の2次大戦中の従軍記録を自伝で書いた人がいたはずですが.忘れました。和訳が小学館あたりで発行されていたはずです。 戦前の従軍慰安婦の内容に近い内容としては.商館の内部を描いたサンダカン8番しょうかん。こちらは.だまされて就業した女性たちの記録です。 朝鮮人強制労働に近い.日本人賃金労働者の状態に漬いては.かにこうせんあたりでしょうか。 特攻隊をモデルにした小説は「アカトンボと(忘却)」があったはずです。「アカトンボ」は自爆攻撃用飛行機の愛称です。注意点として.戦争中は.軍部による情報統制が行われていること.と反戦運動や機密朗詠ととられかねない「生の従軍記録」は軍によって隠滅されている(731部隊に武器を供給した所では終戦と同時に一切の文書が破棄.従軍記録すら破棄されたので遺族年金などが支給されない状態)ので.欠いてあることは本当とはかぎらないということです。軍に都合の良いように改ざんされていると考えて良いでしょう。
お礼
どれもすごく興味深い物ばかりで是非読んでみたいと思います。 回答ありがとうございました。
- masa0000
- ベストアンサー率36% (462/1265)
第2次世界大戦ですが、水木しげるの「コミック昭和史」シリーズはどうでしょう? http://esbooks.yahoo.co.jp/books/detail?accd=19357955
お礼
近所の本屋になくて早速注文しました。回答ありがとうございました。
お礼
ドラマは見たことがあるんですが、本はまだ 読んでいませんでした。 早速買って読みたいと思います 回答ありがとうございました。