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境界層理論について
境界層理論について教えて下さい。 ある容器に液体を入れ,空寸部をあるガスで置換 したとき、液面付近では気液平衡状態になると思います。 この時,平衡状態になっている部分では境界層理論が, 適用出来ると文献にありましたが、どのように適用するかは 載っていませんでした。 何方か判る人教えて下さい。 宜しくお願いします。
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- HIMADESU
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回答No.2
境界層の理論というのは、ちょっと曖昧な所があります。前回答で書きましたように、平衡となっている部分を境界層と呼んでいる訳です。その厚さを、化工便覧を見て計算したことがありますが、本当かどうか、今ひとつ実感が湧きませんでした。計算する必要があれば、化工便覧を参照してください。 境界層の外側ですが、濃度が直線的に下がる領域とやや頭打ちになる領域があります。化学工学の話なので、概念的では在りますが、計算方法が化工便覧にあったと思います。 個人的には、境界層理論というのは、概念であって、余り計算して厚さがどうのという話ではないと考えています。ただ化学工学的には、上記のように計算できるようです。私は化学工学の専門ではないので、どうも境界層を計算で議論するのは、疑問をもっています。
- HIMADESU
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回答No.1
単純に言うと、ご質問なさっていることの逆です。平衡状態になっている部分を境界層と呼んでいるだけのことです。境界層の外側では、平衡状態にはなっておらず、濃度勾配が生じたりしますが、境界層の内部では、平衡状態になっていると考えている訳です。そういう層が存在するとして、界面とその付近の濃度勾配などを論じているのが境界層理論です。 余り深く考える必要はありません。境界層というものがあって、その内部では気液平衡が成立していると考えるだけのことです。
補足
ありがとうございます。 それでは、境界層の厚さというか、溶液のどこまでが平衡状態になっているのかは どのように計算すれば良いのでしょうか? あと,境界層の外側で平衡状態になっていないところでの,濃度勾配の計算方法 はどのようにしたら良いのでしょうか? 宜しくお願いします。