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分子動力学の計算で使用する境界条件
分子動力学で使用する境界条件を、周期境界やミラー境界など、変更することにとによって何が変わっていくのかわからないのですが、いったい何がどのように変わるのでしょうか?
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- onakyuu
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回答No.1
分子動力学法によるシミュレーションによって実在の なんらかの現象の再現を試みているわけですよね。 数値計算で扱う分子数は実際の分子数よりずっと少な いので、普通の壁のような境界条件にすると境界によ る影響がでて対象としている現象が再現できないおそ れがあります。そこで数値計算上の境界条件を工夫し て境界の影響を減らそうとしているわけです。 数値計算上の境界条件で結果ががらりと変わるとすれ ばシミュレーションの結果に意味がありません。 数値計算で使う人為的な境界条件は単なる数値計算の テクニックで物理的な意味はあまりないと思います。
お礼
そうですね。確かに境界条件が変わったからといって結果が大きく変わったらおかしいですよね。 境界条件によって本当に若干結果が変わる程度なら、「この境界条件のほうが結果がよい」という事も言えると思いますが。 ただ、結果が少しずれても、計算時間が短い、単純なプログラム、安定している、などいろんな条件があると思うので、検討する必要はあると思います。 お答えいただきありがとうございます。