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論理学に詳しい方!

どんな出来事にも原因がある。 どんな結果も原因から決定できる。 よって、どんな出来事も決定できる。 この推論を正しいかどうかをやさしく詳しく教えてください。 どんな小さなことでもいいのでお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • miroku
  • ベストアンサー率60% (14/23)
回答No.4

この推論は正しくないと以下に回答したmirokuです。なぜ正しくないか説明したつもりでしたが、ご理解いただけなかったようなので、あらためて考え直した上で、もう一度説明します。 A. どんな出来事にも原因がある。 B. どんな結果も原因から決定できる。 を二つの前提とします。そしてBは、「どんな結果も原因をすべて知れば説明ができる」という意味とします。 そうすると、この二つの前提から導きうる結論は、どんな出来事も原因から決定できる、つまり原因をすべて知れば説明ができる、というものになります。 さてこれは、ご質問中の「どんな出来事も決定できる」という結論とは趣を異にします。「どんな出来事も決定できる」というのは、誰かが決定する意思をもって決定できる、という意味に聞こえます。それに対して、二つの前提から導きうる結論は、どんな出来事も原因をすべて理解することによって見極めることができる、という程度の内容になります。 「どんな出来事も決定できる」という結論は飛躍しており、推論は形式上正しくないのです。二つの前提A、Bの内容以前に、推論形式から正しくないのです。 繰り返しますが、「どんな出来事も原因から決定できる」と結論し、上記の解釈を取るならば、その場合に限って正しい推論となります。 おわかりいただけるでしょうか。

shun-kun
質問者

お礼

丁寧な解説ありがとうございます。とてもよくわかりました。 つまり、結論の解釈に推論が正しいかどうかが委ねられるということですね。そこは私も一番気にかかっていたんです。決定というアクションはなんらかの要因によって行われるのですから、「どんな出来事も決定できる」というのは、何が決定するのかといった情報が、前提と違って全く与えられていないワケですから違和感を感じていたのです。 とりあえず大体のイメージはつかめたので後はしばらく自分で考えたいと思います。ありがとうございました。

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その他の回答 (3)

回答No.3

その通り、二番目のヤツが間違ってます。 原理的に決定できない現象が存在することが明らかになっています。

shun-kun
質問者

お礼

なるほど、確かにそのような現象が存在しますね。従ってそのような前提から導き出された答えは自然と間違っているワケですな。 参考になりました、ありがとうございます。

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回答No.2

推論は正しいと思います。 しかし前提が間違っているので、結論も間違ってしまっています。

shun-kun
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 前提のどのあたりが間違っているのでしょうか? 二番目のヤツですかねえ。だいたい「どんな出来事も決定できる」って、どういうことですかね。

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  • miroku
  • ベストアンサー率60% (14/23)
回答No.1

この推論は形式論理として正しくありません。論理が飛躍しています。正しくするには、 A. どんな結果も原因から決定される。 B. どんな原因も決定できる。 C. したがって、どんな結果も決定できる。 とならねばなりません。Bの前提が抜けているために飛躍しているわけです。 事実としては、2番目の前提であるB「どんな原因も決定できる」が事実でなければ、結論Cを導くことができません。 以上、不明の点があればまたご質問ください。

shun-kun
質問者

お礼

すばらしい意見ありがとうございます。 mirokuさんのご指摘によると、「どんな原因も決定できる」が事実であれば「どんな結果も決定できる」ということですが、これは「どんな出来事も決定できる」というのと同義なのですか? 私が思うに、結果と言うのは原因と同様に出来事の一部なのではないのですか? できればこのあたりをもう少し詳しく解説おねがいしたいのですが。 あと、この一連の流れを式で表すことはできるのでしょうか? お手をわずらわせますが、よろしくお願いします。

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