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ヒトの染色体はどうしてX字形をしているんでしょうか?

ヒトの染色体はどうしてX字形をしているんでしょうか? 普通ぐちゃぐちゃの毛糸球みたく固まると思うんですけど...

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回答No.4

#2です。 DNAがヒストンタンパク質に巻きついてできたものがクロマチン繊維で、この構造をソレノイド構造といいます。 http://mext-atm.jst.go.jp/atomica/pict/09/09020203/05.gif これがさらに撚り合わされてできたものが、スーパーソレノイド構造です。私の持っている本には図版があるのですが、ネット上を探してもうまく見つけられませんでした。 クロマチン・スーパーソレノイドに関しては、下記のHPをご覧ください。 http://web.wtez.net/n/s/ns54007/gene/chromatin.html このHPでは「スーパーソレノイド」の名称は出てきませんが、HP中に出てくる「幅が300nmのループ」がさらに撚り合わされて、幅が700nmくらいの状態になったものを、スーパーソレノイド(構造)と呼びます。 なお、糸の端っこですが、Xの交わっているところではなく、Xの各先端部分にあります。

kumadayo
質問者

お礼

ありがとさんです。 よくわかりました^-^ 感謝感謝

その他の回答 (3)

  • Freeuser
  • ベストアンサー率45% (181/399)
回答No.3

染色体を観察しようと思ったとき、それができるのは細胞の分裂期だけです。分裂期の染色体は非常にDNA(染色体の本体)が凝縮されていて、顕微鏡でも見えるようになるんです。 分裂期の直前にDNAは複製して二倍になっていますが、やはりぐちゃぐちゃの毛糸玉みたいになっています。しかし、このままではきれいに分裂することができないので、複製した二本をそれぞれを整然と凝縮していきます。二本の棒状の染色体は、ヒトの場合は真ん中辺でくっついていてX字状に見えます。 複製した染色体同士がくっついている箇所が真ん中でなくて端のほうであるために、V字状に見える染色体を持つ生物もいます。ですが、ヒトに限らず多くの生物では、分裂期の倍加した染色体はX字に見えるでしょう。

kumadayo
質問者

お礼

ありがとさんです。 ぐちゃぐちゃ毛糸が、よくもまぁ、整然と毛糸玉に束ねられるもんだと感心しました。 もつれないのが不思議なくらいです。 糸のはしっこは、X字の交わっているところにあるのでしょうか... なぞだらけです。

回答No.2

基本的に、観察できる状態の染色体はX字型に見えます。細胞が分裂する際は、核内の遺伝子(DNA)もうまく分けなければなりません。細胞が分裂していないとき普通のとき(間期と言います)は、ほぐれた染色質(あるいは染色糸)と呼ばれる状態になっています。細胞分裂が始まる直前に核内でDNAが複製され、2倍の量になり、細胞分裂の前期と呼ばれる時期にほぐれていた状態の染色質がより合わさって、染色体となります。このとき、分裂後に新しい細胞に分かれていく染色体(染色分体といいます)が真ん中の部分でくっついていて、X字型のように見えるのです。 ちなみに、染色体が細長い棒状になっているのは、DNAが比す豚と呼ばれるタンパク質に巻きつき、縦に伸び、クロマチン繊維・スーパーソレノイドと呼ばれるループ上の構造を作りながら縦方向へ展開していくためです。

参考URL:
http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textbook/celldiv.htm
kumadayo
質問者

お礼

ありがとさんです。 http://rtcweb.rtc.riken.go.jp/DNA/sec/X.html この画像を観察しながら どの部分がクロマチン繊維なのか どの部分がスーパーソレノイドなのか 悩んでみたりしているのですが、 染色体全体を毛糸球として、 毛糸がクロマチン繊維で、 毛糸の輪っかが、スーパーソレノイド ということでしょうか?

回答No.1

染色体はX字型じゃないです。 X字になるのは、細胞分裂の途中で染色体が2倍になったときだけです。 でもそれにしても細長い棒状になってますよね。 なんでだろう?

kumadayo
質問者

お礼

そうだったのですか?! ありがとさんです。

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