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ブランド戦略

メーカーや物を売る企業には、消費者を意識したブランド戦略を立てている 部署や部門があると思います。 一般的にそこに配属されている人達は、何学部出身の人が多いのでしょうか? 私は美大出身者が中心をなしていて、文化的感覚が鋭い文系の人 が出世というか昇進する形で、配属されているイメージを持っています。 あと部署の役割としては、マーケティングが主な業務だと思っているのですが、 どんな作業をしているのでしょうか? 企業のブランド戦略をしている人材と作業内容について教えてください。 宜しくお願いします。

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noname#155689
noname#155689
回答No.4

>消費者の内在的ニーズを引き出し >それを先取りしたブランド(商品)を展開していく みたいなことをするのは「商品企画」「商品開発」に携わる部門です。 私の専門は「クルマ」ですので「クルマ」の事例を語ります。 タバコの開発は詳しくないので、クルマの事例を応用して考えてみて下さい。 新しいクルマを開発する場合、まず「開発主任」が主導権を握ります。 開発主任は現在「技術系」の出身であることがほとんどです。よって >一般的にそこに配属されている人達は、何学部出身の人が多いのでしょうか? 工学部出身の人が多くなります。 開発主任の下に普通はプロジェクトチームが組まれます。 チームは「技術担当者」「資材担当者」「デザイン担当者」「マーケティング担当者」 などから構成されます。 美大出身者は「デザイン担当」であることがほとんどですね。 日産の中村史郎さんのように「デザイナー」が開発において 大きな権限を持つ場合もありますが それは日産の企業戦略の一環です。 http://www.nissan-global.com/JP/DESIGN/MESSAGE/NAKAMURA/ ホンダは圧倒的に技術系の開発主任の権限が強く トヨタは営業系のマーケティング担当者の権限が 意外と強い傾向があるように感じます。 マーケティング担当者の多くは、文系の一流大学卒であることが多く 学部はあまり関係ないようです。 つまり、企業のブランド戦略は専門の部署が立案しているというよりも 企業戦略や企業体質から演繹的に生成されていると考える方が 現実的だと思います。 タバコの場合、私の知っている範囲では フィリップモリスなどはかなりブランド戦略に積極的な企業です。 彼らの場合は「まずポジショニングありき」です。 ブランド・マップといって、全商品の明快なポジショニング・マップがあり そのポジションに沿って、商品が開発され 売られ方が決定され、ブランド・イメージの醸成方法が決定されます。 このとき、ブランド・イメージ醸成の戦略を考えるのは 主に広告代理店だったりします。 などと、いろいろ書きましたが 私は最初、少しrealeyesさんはブランドやブランド戦略というものを 狭く捉えすぎてるかな?と感じ いろいろな事例を紹介してみました。 消費者の内在的ニーズを引き出し、それを先取りした商品を 「シーズ商品」といい ブランド戦略とは、少々コンテクストが違うように思います。 ブランドとは文字通りに解釈すれば、単なる「商標」であり 多くの人がGUCCIとかVUITTONなどを指してブランドというとき それは消費者一人一人が勝手に評価した「イメージ」の総体であり そのイメージ価値が勝手に一人歩きし始めたものです。 この「イメージ」が、企業や商品の評価を大きく左右することを強く自覚し さらには、その「イメージ」を自分たちに有利になるように 積極的にマネージメントしようとする試みを「ブランド戦略」と呼びます。 以上、何らかの参考になれば幸いです。

realeyes
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 プロの意見、とても参考になりました。 どこから感想を書いて良いかわからなくなっておりますが、 回答がわかりやすかったので理解しております。 確かに私のブランド戦略に対しての視野は狭いですね。 でもニーズを調査したり、ニーズを先どった商品、サービス作りに 関わる仕事をしたいと思っております。 でもイメージを作るのは広告代理店ですよね・・・ 私は車が大好きですので、主要メーカーの 傾向を知る事もできて 得しました。 今の仕事がイメージや想像力、予測を働かせる事とはかけ離れて いるので、車の商品開発なんて考えただけでわくわくして羨ましい です。

その他の回答 (3)

noname#155689
noname#155689
回答No.3

ブランド戦略ってのは、企業戦略や経営戦略 もしくは商品戦略などと、ほぼ同義なんです。 同義、とまでは言わなくても、それくらい「重きを置いて考えるべきこと」 なんです。 それを、ひとつの部門が全権を担う、なんてことは 通常ありません。 強いて言えば、それらを立案するのは、企業の「トップ」たちです。 企業の「トップ」になる人達は「何学部出身が多いか?」なんてのは ほとんど無意味な問いですよね。 理想を言えば、カルロス・ゴーンのように キチンと自らビジョンを示せる経営者/経営陣がいればイイのです。 そうすれば、企業トップのミッションの下に 各部門がそれぞれのミッションを全うする。 >消費者を意識したブランド戦略 という以上は、消費者意識を把握しなければいけません。 消費者意識の把握は、通常マーケティング部門の任務です。 ただし、彼らは必ずしも、というか、ほとんど ブランド戦略を立案しているわけではありません。 トップがコミットメントしたブランド戦略計画が きちんと遂行され、狙いが達成されているか?をチェックし 成果や課題をトップに知らせるのが任務です。 まあ、単純に言えば、ブランド・イメージを調べて ここは上手く行っている、とか、ここは問題がある、などと 言っているわけです。 で「今後はこうするべきです」などと上に上げていきます。 各部門が同じように、担当する任務において 改善案を出してきます。 このような各部門の提案をトップがまとめていき 総合的な決断を下していくわけです。 などと、一般論を述べましたが 何となくrealeyesさんは、このような夢のない現実的な回答ではなく もう少し「将来の自分」を考えるヒントになるような 夢のある回答を求めているのか?と思います。 そこで補足要求なのですが realeyesさんは「ブランド戦略」を どのようなイメージのものとして捉えていますか?

realeyes
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 私が思うブランド戦略とは、既に明確なニーズを満たすのではなく、 消費者の内在的ニーズを引き出し、それを先取りしたブランド(商品) を展開していくことだと思っています。 具体的にやってみたいと思っているのはタバコの新商品です。 タバコはニーズが減りつつある商品ですが、存在自体は無くなりません。 減りつつある喫煙者にも、多種多様なニーズがあると思います。 それを引き出し、新たに定着するタバコ作りができたらおもしろいだろう なと想像しちゃってます笑。

  • mfuku
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回答No.2

#1の者です。 すみません、誤字の訂正です。 (誤)真っ赤苦戦もんに (正)全く専門に -------------------- ついでに、補足を・・ 商品のデザイン等を洗練させて、ブランド力を強化することは、あくまでもブランド強化策の1つの手段でしかありません。 例えば、私は、「マウスコンピュータ」というPCメーカーのパソコンが大好きなのですが、このメーカーのパソコンは基本的に不格好です。 しかし無駄な機能がなく、とにかく安い、ということで、私はこのメーカーが大好きであり、パソコンはそこ以外から買う気がしません。 ブランド・エクイティの1つにブランド・ロイヤルティ、というものがありますが、これは「顧客のブランドに対する忠誠度」のことです。 私の場合は、「マウスコンピュータ」にデザインとかではなく、無駄がないところや安さが気に入っているわけです。 このように、ブランド力を強化する方法は、色々あります。 基本的には、どのような顧客層を標的にするかにより、全く異なってきます。 そのような戦略を構築するのがマーケティングの仕事です。

realeyes
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ブランドエクイティ、初めて聞いた言葉です。 勉強してみます。

  • mfuku
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回答No.1

ブランド戦略というものは、何もモノの形状や美観だけではありませんので、一般的にはマーケティング戦略の一環として行われます。 従って、美大出身者より、一般的にはマーケティングを学んだ商学部・経営学部等の出身者が多いと思います。 もちろん、「一般的に」ということであって、企業により異なると思います。 ※あと、大学で学んだ人だけがその職種に就けるというわけでは必ずしもなく、真っ赤苦戦もんに学んでない人が実務でマーケティングを学んだ方がむしろ「頭でっかち」にならなくてよい、と考える人も多数おりますのでご承知下さい。

realeyes
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

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