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経常利益と純利益の違い
各企業が中間決算を発表してますが、その中で「経常利益」と「純利益」の違いがよく分かりません。経常収益から人件費やコストなどを差し引いたのが経常利益だと思いますが、それと純利益は何が違うんでしょうか。 よく増収減益とか増収増益とかいいますが、それは「増収」の部分は経常収益を意味していると思います。ただ「減益」とか「増益」の部分は経常利益のことなのか純利益のことなのか教えて下さい。 よろしくお願いします。
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- Brian12
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(当期)純利益=経常利益ー特別損益ー法人税 特別損益は会社の経常的な業務内容とは関係なく、その期だけに例外的に生じた多額な「損失」や「利益」を意味します。 (出典:https://biz.moneyforward.com/accounting/basic/48465/#i) 増益に関しては、どちらの利益かの決まりはなく、単に利益を増やす意味だと思います。
- eroero4649
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家計に例えてみましょう。 家計の日々の支出にも、ある程度「決まった出費」はありますよね。家賃や水道光熱費、食費、マイカーの維持費とかは毎月だいたい同じような金額が出ていきます。月のお給料に対して、おおよそ毎月決まっている支出を差し引いたのが「経常利益」です。 ただ、実際は「今月ならではの支出」もありますよね。飲みに行った、旅行に行った、コンサートを見に行った、そういうイベントがあれば今月だけの出費というのが発生します。 そういう諸々の出費を全部含めて収入から差し引いて、最後に残ったお金が「純利益」です。だから純利益がその企業にとっての「本当の儲け」です。 もしその企業が上場企業なら、純利益が多ければ株主からは当然「その分を配当金で出せ」とプレッシャーをかけられます。 もし経常利益が大きいのに純利益が小さいなら「何にそんな使っとんねん」という話にもなります。ただ、税金は利益に対してかけられますから、純利益が多い企業の経営者が優れた経営者であるとも限りません。まあ国にとっては税金をたっぷり納めてくれる経営者は優良なる経営者でありますけれどもね。 で、「増収」というのは純粋なる収入(売上)の増加です。経常利益ではありません。「入ってきたお金が増えた」ということです。 例えば飲食店チェーンが怒涛の出店攻勢をかければ、店舗数が増えますからその分入ってくるお金が増えます。だからそうなれば「増収」になります。 けれど出店攻勢をかけるとその分出店にかかる費用もかかります。1億円かけて店舗を出して、売上は1千万円ということもあるといえばあります。そうなると「収入は上がったけど、出費がそれ以上に上がって利益が減った」ということもあります。それが「増収減益」です。
- bio999
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経常利益=(売上や雑収入)-(原価・販売管理費・金利等) 純利益=経常利益-税金 で良いかと。
- f272
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その企業の売上から原材料費など直接かかる費用を引いたものが粗利、さらに間接的にかかる費用(販売管理費など)を引いたものが営業利益です。 ここからその企業の財務活動による収支を加えて経常利益が出ます。受取利息や配当、借入金の支払利息などです。 純利益は、さらにその年度に特別にあった出来事による収支を加えたものです。例えば会社の移転費用とかですね。 増収増益とか言うときの収は売り上げのことです。収入の意味です。益は経常利益を指すことが多いです。