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営業マンとしてのマインドを教えて下さい。
他の販売員から現在ブライダルリングの販売員に携わっているものでございまして、今5ヶ月の者です。接客には基本的にベテランの方がご対応されるので少しずつ簡単なご対応から徐々に入らせてもらっております。仕事内容は、私の大好きな宝石の為とても楽しいです。 ですが、会社としてとにかく即決を求められるのに対し、私の考えは相反しており今後どのようなマインドやスタンスで接客をしていったらよいのか迷っております。もしくは私が営業に向いていないだけの可能性もあります。 まず、ベテランの方々はもちろん即決重視です。 私も即決は嬉しいし楽しいし気持ちがよいです。 ですが、高額な商品である事ですとか、一生に一度のこの機会だからこそ一件目で決めるのではなく、他のお店も見られたい楽しまれたい、慎重に選び後悔したくない、自分達の納得のいくリングを見つけて決められたい方が大変多くいらっしゃいます。私も既婚者の為、そのお気持ちをとても理解出来ますし、実際にその経験は楽しかった思い出として残っている為、うちでしっかり最善は尽くしご案内を致しますが是非納得のいくまで見て来て頂いてそれでもうちのリングにされたいなら、それが一番私もお客様も納得し嬉しい選択であると思っています。 ですが、実際ベテランの方々を見ていると競合他社に対しては潰しまくり、他社に行かせるのがとにかく嫌でどうにか行かせたくない、今日即決をしてもらいたい気持ちがとにかくとても強いです。即決にならず帰られてしまった後は、どうしてデザインも気に入っており予算にもおさまっているのに即決をしてくれないんだ、他社が見たい気持ちも分かるけどうちで即決をして欲しかったと即決にならないと気持ちを引き摺られる方が多いです。 それに対し私が冷静に思ってしまうのは、最善を尽くしたとしても決めるのは結局お客様であるという事。どれだけ精一杯対応しても、お客様の性格によっては、一度持ち帰りたい人もいらっしゃいますし、うちのリングを選んで頂けるのが一番嬉しいけれどもお客様がどこのお店のリングを選んだとしても、それもまたお客様の人生であるという事。うちのリングが魅力的なように他社のリングにもそれぞれ違った良さがある為、他社が見たい方ならスッと気持ち良く送り出す事も大切なのではないかと考えております。何故そこまで気持ちを引き摺るのかがそもそも私には全く理解できないのです。ここのマインドは私がおかしいですか? 仕事を本気でしてたからこそうまくいかない時悔しくなる事もありますが、その悔しさとはまた違う感じなんですよね…。 会社の利益を考えていないわけではないけれど(利益が上がればもちろんそれはそれで嬉しいですしやりがいもあります)、即決しか考えていないのは違うのではないかと思ってしまう私の考えは営業マンとして未熟なのでしょうか。 ただただ、やりたいスタンスと求められているスタンスが相反し分からなくなりました。色んな求められる事を取り入れたとして、そこに重きを置いてしまうと、恐らく私らしさもなくなり楽しくない接客となり、お客様には真に寄り添えず、悪循環になるような気がしています。自分自身の営業スタンスは今迄もそうだったけれどこれでいいのかもよく分からなくなってきました。 営業が得意な方、今の私に多角的なアドバイスを頂戴したいです。宜しくお願い致します。
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こんにちは 色々考えていらっしゃるようなので 購入する立場としては、有難い営業の方だと思います。 がつがつしている人は「自分軸」で物事を考えがちですが 多角的に物事を見られる人は、第三者から見ても 「ああこの人に担当して貰いたい」と思うものです。 ブライダルリングの販売はリピがなく、一度きりなので 売り切りたい気持ちが強い人の方が成績がいいのかもしれませんが 購入した人は、押し切られて買ったけど今一と 思っている人も少なからずいると思います。 あなたの姿勢は間違っているものではないと思いますが 難しいのは、高価なもの、一生に一度の物なので 売りたいものと買いたい人の思いが一致しなくても 会社の利益を上げなければいけないという点だと思います。 でも、営業の上手な人というのは決してごり押しはしていないのです。 接客に対しても、「特別感」を醸し出して 相手の心を上手く擽る術を身につけているから お客様は、いい気分で購入し後悔することもないと思うのです。 ごり押しせず「特別感」というのは、四方から相手に伝えることが出来ます。 この文章を見ていると、あなたは性格もよく仕事にもお客様にも 真摯に向き合うことのできる方だということが伝わってきます。 あなたが納得することは難しいのかもしれませんが お客様を満足させることは十分出来るはずです。 例えば、こんなことがありました。 あるハイブランドの宝飾を見せて貰った時に、 「こちらと似た商品で、店頭に出ていないものもありますので、よろしければご用意いたします」 これってどう受け止めますか? つまりそこに「特別感」が備わってくるわけです。 お洋服でも何でも、押し付けで売るのではなく 喜んで買っていただくという姿勢を崩さなければ 販売して終了ではなく、お客様にも感謝されることでしょう。 AよりBの方がお似合いです。使いやすいです。 なんでもいいので、お客様に喜んでいただく姿勢が大切ではないですか? もしかしたら、あなたはリピーターの顧客をもてるような 宝飾品の方がいいのかもしれませんね。 余談ですが、お化粧品でもなんでも 他の人への接客態度を見て、店員さんに声を掛けさせていただきます。 誰に対しても同じように接する方に間違いがありませんから。
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- eroero4649
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月給制ではなく、オール歩合制だったらどうなのかって考えればいいと思います。 売れれば自分の給料になるけれど、売れなかったら1円にもならない。今日は1日3組のお客さんと接して、みんな時間をかけて説明して、最後の最後に「家に帰ってじっくり考えます」で終われば1円にもなりません。 聖書の話で悪魔がイエスに「石に命じてパンに変えよ」といわれたって話がありますよね。どこかで聞いたことがあると思います。 それってそういう話の象徴でもあるのです。石ってのは愛の比喩表現です。 質問者さんがいっていることは、お客さんに対する愛です。でも、いくら愛を語ってもそれは石みたいなもので、パンがないと人は生きていけないじゃないですか。だから悪魔はイエスを試したんですよ。「お前がいうことは役に立たない。人はパンがないと生きていけないのだ」ってね。 質問者さんは自社の指輪を売るのが仕事です。まあ極論、自社の指輪を売らなかったら会社から給料をもらう価値がないのです。だって売り上げに貢献してないのですから。 質問者さんは他の販売員の人たちを「自分の都合を押し付けているだけで、本当にお客さんのためになっていない」と思っています。それはそれで「正しい」です。 でも、質問者さんのお給料は、そんな質問者さんからすれば「お客さんのためになっていないこと」をしている人たちから出ています。つまり結局その人たちに「食わしてもらっている」のです。自分の給料の分をその人たちが稼いでくれるのに、自分はその人たちにイチャモンをつけるのは筋違いではないでしょうか。 ですので質問者さんがとるべき道は二つです。 ひとつは、とにかくどうあれ結果を出す。つまり売ることです。自分の給料の分も売り上げないで他の人にイチャモンをつけるのは筋違いです。 もうひとつは、自分が正しいと思うやり方で結果を出すことです。自分の考えが正しいと思うなら、その考えに基づいて仕事をして、それでいてちゃんと売り上げを出すことです。 そのどちらをとってもいいですけれど、どっちみち「結果を出さなきゃいけないこと」には変わりありません。 「好きを仕事にする」っていうことは、そういうことなのです。「楽しいことをやってたらお金になる」ほど世間は甘くないってことですね。 世のラーメン屋さんは、自分が好きな味を出しているわけではありません。売れるラーメンを出さないとお客さんが来なくなってお店が潰れてしまいます。 世のプロミュージシャンは、自分が好きな音楽をやっているわけではありません。売れる音楽を出さないと売上が悪くてレコード会社と契約を切られてしまいます。時々ライブハウスで「自分がやりたい音楽だけやっている人」がいますけど、大抵お客さんは付き合いで友達が来ている数人だったりします。 逆にいうと「好きなことでお金にしなければならないことが純粋に愛ではない」という理由であえてプロでやらない人もいます。趣味ならば、自分が好きなことだけをやっていればいいだけなので、好きなことはあくまで趣味だけの世界にしておくのです。同人誌を作ってる人たちなんかはこっちに近いのではないかなと思います。
お礼
ご回答をありがとうございます(^^) 存続の為にも利益が必要ですし、 自分のお給料分はしっかり自分で稼ぐ気持ちで働いています。周りの方におんぶや抱っこをしてもらおうとも思っておりません。又そのお給料がどこから発生しているのかも存じております。 恋愛でいうところで言いますと、私は愛もお金も大切だと考えております。ただ、今回相反するスタンスに私自身が迷ってしまっただけなのです。すみません。 また、ベテランの方々のやり方を全て否定するつもりもございませんm(_ _)m 本気で仕事をされている事も伝わっておりますし、その姿勢も大切な事の一つではあると思っているからです。ただその比重に疑問を感じてしまい、私自身のスタンスの軸が振れそうになっておりました。 ですが、皆様のお陰様でスッキリしました(^o^) 何事もバランスもやはり大切であり、営業職である以上、自分の正しいと思うやり方で結果を残していく事(もちろん人の良いところも取り入れつつ)、それでいいんだなって思いました笑 道は本日開けました!ありがとうございます!(^o^)
- jack-a3
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営業、販売職のあるあるですし、醍醐味でもあるところですね。 お客様に寄りそうという視点では質問者さんの立ち位置や考え方は決して間違ったことではないしよい営業スタイルではあります。 一方で質問者さんも書いているように、会社の売り上げとか利益とかを考えると、買ってくれないお客にかける時間は無駄と言えます。営業さんの給料は商品を買ってくれるお客さんから出ているのであって、接客した客からではありません。そういう意味では有限の時間の中で効率よく売り上げを上げる作戦を考え、お客様を誘導するテクニックを持つのも立派な営業スタイルでありスキルです。 この2つのスタイルは対立する面もありますが、どちらが正しいとか間違ってるというものでもありません。またどちらか一方に寄りすぎるのもよくないのでしょう。その中でどっちにどれくらい自分なりのバランス感覚を持ち、お客様の性格やタイプを見極めていろいろな作戦を持っているのがよい営業なのでしょう。
お礼
ご回答をありがとうございます!! ベテランの方々のスタンスの必要性が大切な事も理解していた為、相反する気持ちと、だけど両方大切だからこそ分からなくなっていたので、やはりバランスが大切なんだと改めて分かり安心しました(^^) 私自身がどうしたいのかも理解できスッキリしたので、お話しを聞く事ができてとても助かりました! ありがとうございます!!
お礼
ご回答をありがとうございます(^o^) 私が大切にしている考え方が沢山詰まっており、沢山ハッとさせられました。 私にとって営業職でもそうでなくても、働く上での、私の原点は常にここなんだと気付かされました。ありがとうございます!!! 営業の様々なやり方のバランスはあるけれども、 そこも大切にしつつ、私が私らしさを発揮できるのも、お客様に喜んでもらいたい、目の前にいる人を大切にしたいという原点の気持ちがあるからこそであり、もちろんお店の事も大切にしたいので、お客様にもお店にも満足してもらえるように最善を尽くし努めるのが私でした(*^^*) 沢山嬉しい御言葉も下さりありがとうございました!!お陰様で道が開けました(*^^*)