- ベストアンサー
「道」「信号」の後「渡る」「越える」「過ぎる」
日本語を勉強中の中国人です。「道」と「信号」の後ろに全部「を渡る」か「を越える」か「を過ぎる」が続いて同じ意味を表すことはできるのでしょうか。それ以外に思いつかれた表現もありますか。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
できません。それぞれ意味が異なる文章になります。 道を渡る:『道を横切る』『道を横断する』という意味です。 信号を渡る:あまり使用しませんが、『(信号のついた)横断歩道を渡る』という意味になります。なおこの時の“渡る“は横断歩道に対しては真っ直ぐ歩いていて、横切るという意味合いはなくなります。 道を越える:あまり使用しません。『越える』には、物の上や境界を通り向こう側に行くという意味がありますが、それがある程度困難を伴う、というニュアンスがあります。そのため“道“という言葉には普通使いません。“信号“も同じく、あまり使用しません。 (例:山を越える、など) 道を過ぎる:道案内などの際に限定的に使います。「あの道を過ぎたら、次の角で右に曲がる」などです。ただこれも今現在通っている道ではなく、進行方向に対して横や斜めの道、要は『交差点』を過ぎるという意味になります。 信号を過ぎる:同じく道案内などの際に使いますが、これは物理的な信号があるので、その下を通り過ぎる意味になります。
その他の回答 (1)
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2420/6676)
いろいろな状況が考えられて答えにくいです。道と信号の位置関係や何を渡るのか、どこを超えるのか、何を過ぎるのか。最初の二つの名詞からはどれも物理的な移動を表す意味で限定してよい考えてよい動詞でしょうが、あまりに曖昧過ぎますが、とりあえず回答を考えてみました。 渡るも越えるも何かの区切りがあってそれの向こう側に行くと言う意味がありますが、過ぎるという言葉は向こう側に限定されなくて、境界でも、一点でも何かがあってそこに近づいて、渡ろうが越えようが、そばを通り過ぎるだけでも良くて、近づいてさらに去ってゆくという意味の動詞です。
お礼
いろいろありがとうございます。いい勉強になりました。
お礼
ご丁寧に説明していただきありがとうございます。大変助かりました。