形容動詞の連体形(だっ・で・に)の使い分け
外国人に日本語を教えていますが、形容動詞の連体形のうち、特に「で」と「に」の使い分けが問題になっています。
「真剣に取り組む」「真剣に○○する」とは言いますが、「真剣で取り組む」「真剣で○○する」とは言いません。
また「本気で取り組む」「本気で○○する」とは言いますが、「本気に取り組む」「本気に○○する」とは言いません(「相手の話を本気にする」とは言いますが)。
いろいろ調べているうちに下記のような記事を見つけ、それがポイントのように思えますが、いまひとつわかりません。
連用形 主に用言に連なる用法で,次の用法がある。
(1)文を一旦切って,後に続ける中止法。
(2)「読み始む」「寒くなる」のように下の用言を修飾する副詞法。
(3)「早き流れ」のように名詞化する。
(4)「見送る」のように複合語を作る。
(5)助詞,助動詞に連なる。
日本語の形容動詞では、どのような基準で「で」「に」を使い分けているのでしょうか。外国人にも理解できるよう、文法的な理論でご回答いただければ幸いです。
お礼
ありがとうございます!!