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『廉目(かどめ)』の意味

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/kikaku/006/3.htm 上記の頁で、 "秀吉は大阪を「五畿内の廉目(かどめ)(要所)と呼び、淀川、大和川、大阪湾の水を巧みに利用して城下町を築いた。" ...とあります。 ここで、『廉目(かどめ)』=『要所』という意味でと使われていますが、『廉目(かどめ)』という語句はちょっとした辞書で調べても出てきません。 1)この語句の載っている辞書を知りたい。 2)この語句の詳しい意味や使われ方を知りたい。 どなたかよろしくお願いします。

みんなの回答

  • Koin-J
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回答No.3

推測で申し訳ないのですが、出典はおそらく古文書だと思います。 古文書の場合、当て字が使われることが多いです。 「浅増(あさまし)」「目出度(めでたし)」のような例があります。 「廉目」と書かれていて文面からそれが要所という意味であるなら、「かのめ」の当て字のつもりで書かれたのではないでしょうか。かのめ=かなめ=要です。 あるいは、あまりないと思いますが、「廉目」というのは読み間違いで、「鹿目」とかいて「かのめ」だったかもしれません。 両方辞書で探しましたが、見つけられませんでした。

noname#11434
noname#11434
回答No.2

う~ん、#1さん、造語ではないようですよ。 「五畿内の廉目佳きところ」という秀吉の言葉が史料として残されているようですし、他のサイトでもいくつか使用例がありました。 http://www.infoseek.co.jp/OTitles?lk=noframes&qp=0&st=0&nh=10&col=OW&qt=%22%CE%F7%CC%DC+&svp=SEEK&svx=100600 ただ、私も手元にある「大辞林」「角川漢和中辞典」「岩波古語辞典」では見付けられませんでした。 図書館の資料室でお尋ねになるのが一番良いと思います。その言葉が載っていそうな資料をいくつか紹介してくださるでしょう。その際、「廉目」という言葉で見つけられなくても、「大漢和辞典」などで「廉」を調べられれば豊富な語義紹介を目にすることが出来ますのでそこから類推することも可能です。 秀吉の言葉からは「廉目」一語でではなく、「廉目よきところ」が「要所」をさしているように思われますが、 「廉」は#1さんもお調べになっているように「かど」「ふし」「すじ」という意味を持つようですので、箱の角に3つの面と辺が収束していくように、地形、街道、水路などが一点に出会い「かど」(ことなるphaseが交錯し峰を為すところ)を形作っている地のことを「廉目よきところ」と呼んだのではないかと推測いたします。ことばが今ひとつとどきませんが・・・。 あくまで推測ですので詳しくは図書館でお調べください。 ひらがな検索の"かどめ"でも、この言葉の語義のヒントになりそうなものがいくつかありましたので、煩雑になり申し訳ありませんが、いくつかご紹介しておきます。 失礼いたしました。 http://216.239.57.104/search?ie=EUC-JP&lr=lang_ja&hl=ja&q=cache%3AFAzx0N0hd1EJ%3Ahttp%3A//www.infobears.ne.jp/athome/ao/suizenji-info/shahou10-2.htm+%22%A4%AB%A4%C9%A4%E1 http://216.239.57.104/search?ie=EUC-JP&lr=lang_ja&hl=ja&q=cache%3AfKwZ22oSU2cJ%3Ahttp%3A//6402.teacup.com/nothing/bbs+%22%A4%AB%A4%C9%A4%E1 http://216.239.57.104/search?ie=EUC-JP&lr=lang_ja&hl=ja&q=cache%3AzotLPnM9tzsJ%3Ahttp%3A//homepage3.nifty.com/brush-art/J0921.html+%22%A4%AB%A4%C9%A4%E1

  • mak0chan
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回答No.1

もっとも語彙数が多く日本語辞書の雄といわれる『日本国語大辞典第2版』(小学館) にも、その熟語は載っていませんので、そのHPを作った人の造語と考えて良いでしょう。 「廉」の字義は、 ・数えたてるべき個条。 ・条理。 ・理由。 ・まず目につく特徴。 などです。 このうち、前後の文脈から考えて、「条理」の意であるとすれば、「廉目」を現代語で言う「主要交差点」と、解釈できなくはありません。 パソコンとインターネットの発達で、特別に国語を勉強した人でなくても、誰でもが自由に文章表現できる世の中になりました。 その反面、辞書にはないさまざまな日本語がはびこってきたことも事実ですね。