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「情報」の定義

「情報」を定義してみてください。 情報はなかなか定義が確立されていないようで。 分野によって定義もまちまちといった感じなので、 なるべく普遍的な回答が望ましいですが、 固い回答でも軽い回答でもOKなので、お待ちしております。

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noname#7975
noname#7975
回答No.14

分野を越えて「情報」というものの本質を定義することは、いささか暴挙の感が否めませんが、強いて述べるなら「意味」とほぼ同義になってしまうのではないでしょうか。 ただ「意味」が静的であるのに対し、「情報」は動的なニュアンスを含んでいるという差はありそうです。 「意味」は留まった属性のままであり続けるかもしれない。 「情報」は、発信され送信され受信される対象であり、その指し示すものは「意味」に他ならないが、意味に所有主を持つという考えが加わり、その所有可能者の視座で「意味」なるものを捉えているところが、単なる「意味」とは異なる。いわば「意味」の所有格的な言葉とも言える。この辺りから「情報」の定義を考えると、 ★「情報」とは、所有主に解されることを期待された「意味」のことである と言えましょうか。 (「意味」は既に誰かが定義済みでしょう) 幾つか考察を足しますと、 #2お礼の「意志が介在していない情報」は(私に言わせれば)情報ではなく意味です。リンゴが赤いことも情報とはしません。せいぜいが、緑の中で目立って実を食ってもらい種を遠くへ運んでもらいたいという意味どまりです。 「イルカは超音波で前方の『情報』をキャッチしている」という使い方から、情報を扱うのは人間に限らない、情報の扱い手は複数である必要はない、という見解に賛成です。 「宇宙から届く電波に異星人からの『情報』がないかを探すSETIプロジェクト」という使い方から、人間がどうこうは関係ないように思います。異星人同士が情報交換してるかもしれないし。また、受け手が実在するかも関係ないといえます。 「人類も素数やオイラー定数を宇宙の彼方へ『情報』発信した」という使い方から、受け手の認識を経なくても情報として扱うことに賛成です。

mattew
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ご意見を拝読した最初の印象では「意味」は「情報」より上位にあり、より原始的なように感じました。「情報」は「意味」というカテゴリに内包されるようにも感じました。 意味=静的な情報 と解釈しましたが、いかがでしょうか? 「赤いリンゴ」も、わざわざ「静的な情報」と言わなくても、単純に「情報」と呼ぶことは言語的に自然なように感じますが・・・。しかし、「意味」ととらえても問題はないようですね。うーん。難しいです。 ただ、意味と情報には相違点が多々あると思っています。私の情報に関する研究は、定義だけではなく、信頼度や性質や特徴といった側面からもアプローチしているので、意味が情報とほぼ同意であること、意味が静的で、情報が動的であることを示唆して頂いたことは今後の研究に役立つかもしれません。ありがとうございます。

その他の回答 (29)

  • sowow
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回答No.9

「受け手」が存在するモノ。

mattew
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 受け手が存在していない「情報」もあるとは思うのですが、確かにたいていは受け手がいますね。本質をシンプルにあらわしていて、いい言葉だと思いました。参考にさせて頂きます。

  • Syo-ya
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回答No.8

仏教的に「諸行無常」とさせてください。。。(深いです)

mattew
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なんとなく理解できました。ホントか?と言われたら自信はないですが・・・ さっきお風呂に入っていて、心と情報は性質が似ているなんじゃないかって、ふと思いました。どちらも発することで意味を持つもので、形が無いことも似ています。まあ、でも心も情報かなぁ・・・・。心を定義するのが難しいように情報の定義も困難になりそうです (蛇足でした)

回答No.7

「情報」を定義する、という事は 他の言葉で置き換えようとするって事ですよね。 だから、まず100%イメージを言葉を使って翻訳しようという事からして難しいんです。 ですから、例えば普遍的な定義をしようとした場合、 「量的なもの」とか「やりとりのできるもの」という普遍的なイメージが先立ち、それからいわゆる情報空間を想定し、その空間に存在できる物、というとても抽象的な言葉でしか表現できないのではないのでしょうか? もしくは、冗長すぎるくらい言葉を使って、 あらゆる分野での定義を書き並べて、それを持って普遍的な定義とするのもよいのではないでしょうか? こういう問題って何も情報に限らず、例えばエネルギーを定義しようとした時にも起こるものだと思います。

mattew
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに、エネルギーや情報のようにあまりにもありふれたものだと定義が難しいというのは納得です。かっこいい言い方をすれば、数学者が公式をよりシンプルにあらわしたいと思うように、私も情報をなるべくシンプルに定義してみたいからこういう考え方になってしまっているのかもしれません。 言葉を並べて定義することも含めて検討してみます。

回答No.6

横から失礼します。 >人間が認識していなくても情報は存在していると思いますが?  ぶり返すようですが、これがおかしいような気がします。私的には、人間なり生物が認識しなんらかの言葉(具体的であれ、抽象的であれ)として扱う対象が情報だと思います。  では”人が認識していないなにか”、とはなにか?、これは実は物質(生物も含めて)ではないか、物質は情報をもっているじゃぁないか!と思いがちですが、その時点で第三者的視点をもって、正体不明の何かを”物質”と認識してしまってます。<事前に認識した>情報を駆使してしまっています。  情報は認識の先に立てずと思うのですがいかがでしょう。

mattew
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 いい問題提起をしていただきました。自分の中で考えを咀嚼するのに時間がかかって少々返答が遅くなってしまいました。 問題は認識を経たものだけを情報として扱うか、認識を経ないものも含めて情報として扱うかで、そこが意見が分かれる分岐点かもしれませんね。 うーん。私としては、現状ではどうしても、認識を経ないものでも、情報といえるのではないかという結論に達しています。以下に根拠を。 ・観測者の定義も不定だから ・認識の及ぶ範囲は不確定性を含んでいても(不確定性の多寡にかかわらず)存在していると思うから ・情報を持っているのが「存在」の意味であり、情報をまったくもっていない状態が「無」である、と思うから

回答No.5

カテゴリを離れた と おっしゃいますが、 上位の普遍的なカテゴリを指定しないと、 定義はできませんね。 で、多分、問題意識をなんとなく理解していると考え、私見を述べます。 普遍的なので、 最低限、具体例の一つとして、情報科学の情報が、下位概念(より具体的な条件が指定された概念)として、 情報科学における情報とは、 「… の (一般カテゴリにおける)情報である」 とできるようにしなければなりません。 でないと、「普遍」の意味がないですね。 なので、とりあえず情報科学的な情報の根幹は、 「注目している状態空間の部分集合」  と定義されるでしょう。 まったく情報がない状態が、 状態空間全体、 最も精度の高い情報は、状態空間の各要素。 で、確かに、これがもっとも普遍的な情報の定義という感じがします。 状態空間 にいろいろ具体的なものを代入すれば、 確かにこれが直感的な情報の定義を形式化したものであることが納得できるはずです。 よく知られている例では、 状態空間 = {はれ、くもり、雨、…} です。

mattew
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 状態空間 = 状態空間の各要素 として形式化したわけですね。

回答No.4

あなたは、「定義」ということの意味を理解しているでしょうか? おっしゃるように、「情報」という言葉の定義は分野によって違います。 なぜか? それは、情報という言葉を使ってやりたいことが違うからです。 で、少なくとも、専門用語については、それでオーケーとこれまではされてきました。それとも、あなたは、専門用語を構築する際に、いちいち日常用語と別の単語を、そのつど厳密に新たに作るのが良いとお考えでしょうか? ま、というわけなので、 情報くらい、 哲学、情報理論、法律、物理学、経済学 などで、 かなり異なる使い方をされる言葉の、 一般的定義を厳密に論じても意味がない気がします。 なので、ソフトな認識で言えば、あなたの母国語の認識で良いし、 なんかいい言い換えを探しているんだったら辞書がいいですかね。 それとも、なにか、小林秀雄などの時代の知識人のような「評論」を情報をテーマにしてほしいというならば、そのような意図であると補足してくださるのが妥当だと思います。

mattew
質問者

補足

定義という言葉の意味は理解しています。 私が試みているのはカテゴリを離れた普遍的な意味での「情報」の定義です。なので、各分野での細かい情報の定義については触れなくても大丈夫です。説明上、必要なら触れてもかまいませんが・・・。

noname#25358
noname#25358
回答No.3

 面白いので再登場。 >自分だけが認識していることも情報だと思うし。  これは考え方が微妙ですね。  眠った情報も情報だと認めてしまうケースですよね。  その場合、「人間が認識しうる全て」と定義せざるをえなくなります。  なぜならば、「情報」とは、人間が認識して初めて意味をなすものだからです。  「情報」の定義がジャンルによって曖昧なのは、その扱い方がケースによって差があるからです。  たとえば、「民法」にとって、情報とは「記録物」のことを差します。もうすでに倉庫の奥にしまいこんでしまい、物理的に取り出すことができなかったとしても、情報は情報です。  「倉庫の奥にノートはあるはずだ」と考えます。  しかし、「物理学」ではこのような考え方を許しません。  情報がない状態を「不定である」と定義し、「倉庫の奥のノートは、あるかもしれないし、ないかもしれない」と考えるのです。  このように、ジャンルによって「情報」の扱い方が異なりますので、画一的な統一定義を行うことができないのです。

mattew
質問者

お礼

再度の回答ありがとうございます。 私が今、考えているのは分野を越えて「情報」というものの本質を定義できないかなあというところです。「情報」という言葉の持つ意味を統合して普遍的なものにするような感じでしょうか・・・それこそ不定な状態であっても、それもひとつの情報であるとは言えないでしょうか? 安定していても不定でも、ひっくるめて情報を定義することは可能だと思うんですが・・・。自分が持っているイメージは完全に哲学的な定義なのかもしれません。なので、どんな分野でも共通して使える情報の定義はできないかもしれませんね。うーむ。 たとえば、赤いリンゴを見た時、赤いこともひとつの情報ですが、観測者によっては赤くないので不定です。しかし、情報の定義として共通するのは、「無形」であり、これは分野によって変化しない定義だと思います。また、情報が無形であることは人間だけでなく、動物にも共通するかと。 それから、人間が認識していなくても情報は存在していると思いますが? 有史以前からある物の存在や情報は不確定性を含んでいるものの証明され信頼度が高いものだと思います。でも、実際に知覚活動を経て認識していないものを情報として扱うかどうかによりますかね・・・私的には認識を経なくても情報は情報として扱って、情報の定義まで漕ぎ着けたい心境です。

  • stripe
  • ベストアンサー率23% (89/374)
回答No.2

こんにちは!♂で大学生です。 情報って、二者がコミュニケーションをとるときに必要なものかなって思うんですよ。 なので考えてた定義は 「意志」を伝える媒体 です。 意志っていうと??と思われるかもしれませんが、 例えば、   この(よくわからない)ものはカレンダーである・・・(1) という情報(1)があるとします。 これが意志を表しているというとハっ?って感じかもしれませんが、 誰かが(1)を誰かに伝えたい!って思って発した(ている)わけですよね。 意志あっての情報です。 ・・・と考えてみました。

mattew
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど。意志を伝える媒体ですか。これだと無形であっても使えそうで、媒体っていう言葉は便利ですね。 しかし、意志が介在していないものでも情報は持っているし、情報は伝わってくることを考えると、定義にはならないかなという気がします。

noname#25358
noname#25358
回答No.1

 どんなジャンルでも使える普遍的な定義ということであれば、「何かと何かがやり取りを行うことで意味を持つ、『規則』の集合体」でしょうか。  まぁ、この言い方だと、ジャンルによって言い換えなどは必要でしょうけど。

mattew
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 情報ってもっと普遍的なものだと思うんですよ。例えば、やりとりが行われない、自分だけが認識していることも情報だと思うし。

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