• ベストアンサー

酸化した油を鉄に触れさせると錆びる?

以前,こちらで油錆びについて質問させていただきました。サラダ油は酸化しやすく,サラダ油が酸化した状態で鉄(包丁)に接していると,鉄が錆びてしまうと聞きましたが,これはなぜでしょうか? そもそも,錆びの発生には,水と酸素が必要だと思いますが,酸化した油に接していたほうが空気中より錆びやすくなるという理由がわかりません。このあたりの原理を(ちょっと専門的でもいいので)教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#21649
noname#21649
回答No.5

「酸化した油」は.大体が不飽和結合の部分が切れて刈る盆酸になっています。つまり.短さ化ル盆酸ができて.Hを放出.hが鉄と反応して.酸化の開始反応になります。 「食用油」も一応書いておきましょう。普通は.ビタミンEが適当に混ざっていて.これが酸素をつかまえて.油と反応することを防いでいます。が.酸化した油の場合.ビタミンE分解物(短さ脂肪酸等+水)となります。 水は少ないです。しかし.ごく少量の触媒量程度あれば.結城さんを解離させて.hを放出.hが鉄と結合し鉄がイオン化.イオン化した鉄に油に溶けていた酸素が反応し.さびがてきます。 さび(酸化鉄)の容積は比較的大きいので.膨張します(鉄原始は表面に酸素分子が付着すると表面に動く背いしつがあります)。すると.隙間に原子鉄が集まってきますから.ここに酸素が集まって(静電引力).さびが成長します。この跡.酸化鉄の成長によって表面の湯膜が破壊されて.外気と接触.網目状の腐食が促進されます。 >錆びの発生には,水と酸素が必要 ですが.水の必要量は触媒量程度.酸素と反応した油は.短さ化ル盆酸となり化ん単にさん祖を通す。だから.さびやすい となります。 ただし.椿油のばあいには.硬化油ですから.網目状に硬化して「さびが成長して油の膜を破る」程度の力に耐える物理的力に強い膜(というか.鉄の回り全体を被うプラスチックと言ったほうが近いかも)が生成します。結果として.短さ化ル盆酸が生成せず.酸素は遠らない。短さ軽盆さんの生成量が少ないから.さびにくい。巨大なプラスチック分子を作るので.物理的にさびが膜を破壊できず.空気と遮断される。 ことが.さび止めとなる原因です。

dai0222
質問者

お礼

細かいご説明ありがとうございました。 なんとなく分かったような気がします。 教えていただいた情報を元に,自分なりに勉強してみます。

その他の回答 (4)

noname#21649
noname#21649
回答No.4

時間がないので簡単に 隙間腐食

  • moccha
  • ベストアンサー率28% (20/71)
回答No.3

植物油を塗った包丁が錆びる原因は、 ・植物油が酸化して、酸素を含んでいる。 ・植物油の分子が、包丁を完全に空気から遮断していない。 などです。 実際、植物油を塗った鉄片を長期保管していただくとわかるのですが、網目状になった錆が発生します。 この網目の部分が、植物油が遮断できなかった部分です。この錆びは、水分がない時に発生する黒っぽい錆が多くを占めています。が、その内側に赤錆があり、この赤錆は、鋼であれ、内側に進行する性質があります。赤錆は元の鉄分子の結合強度に比べ低く、錆びた部分は分子結合から脱落します。脱落した錆びの酸素、水分が、近くの鉄をさらに錆びさせるという反応を起こし、深く浸透するように錆びてゆきます。 なお、同じ植物油でも中華なべのように高温で変質した植物油は比較的結合力が強く、鉄表面からはがれにくく、熱処理しない場合に比べて錆びにくくなります。 といって、包丁に油を塗って、コンロで焼かないでください。包丁には、この方法は向きません。 どうしても長期間保存されたいときは、ミシン油や椿油がいいようです。ただし、時々古い油と細かな錆をきれいにふき取って、新しい油を塗り替えるようにしてください。

dai0222
質問者

補足

前回に引き続き、ご回答ありがとうございます。 ちょっと質問の意図が伝わりにくかったかもしれませんが、酸化した油に金属が接していると、金属表面ではどのような反応が起こって錆が生じるのかが疑問点です。 ご回答の内容ですと、鉄は酸素に接していれば錆びるというように見受けられますが、これは、一般の錆のでき方ではないのではないでしょうか。 私の認識では、錆の発生には水が必須であり、あくまで水+酸素がそろわないと、錆はできないと思っていたのですが、この認識はまちがいでしょうか? それとも、酸化した油が存在する場合には、油が特殊な働きをするために、水がなくても錆が発生すると言うことでしょうか?

  • seyber
  • ベストアンサー率25% (33/128)
回答No.2

こんにちは。 鋳物と言う鉄は油が深部まで浸透します。 軟鉄でも分子間にやや入り込むようです。 鋼になりますと、表面は錆びますが、中には浸透しないようです。 (お?^0^;) 酸素を多く含んだ物質が表面にあれば酸化します。 硫酸は、酸素を多く含んでいるので腐食します。 この場合の腐食は中に入り込み「えぐる」ような酸化で半球状になると思います。 どうでしょうか?

回答No.1

前回のご質問、大変興味深く拝見しておりました。 わたしもA3の後に、ご回答を書き込んだのですが、 「送信」にしたとたん、なぜだか全部消えてしまいました! (がっかりしてやる気をなくしてしまいました。(-_-;)) 前回の各位ご回答で、あらかた答えは出ていると思っているのですが、これで どういうところが不十分なのか、もう少し詳しく教えていただけませんでしょうか?

dai0222
質問者

補足

ご返答ありがとうございます。 いろいろな方に興味を持って頂いて,非常にうれしいです。 さて,私のわからない点ですが,油が酸化によって酸素をとりこみ,その酸素が鉄に奪われるから錆びるとのことでしたが,この状態(酸化した油がある状態)と,空気中に鉄が直接ある状態で,酸化した油を塗ったほうが錆びやすいのはなぜかということです。 鉄が錆びるためには,水と酸素が必要だと思います。 鉄を乾燥させて大気中に放置して錆びないのは,大気中に含まれる水分が非常に少ないからだと思います。 となると,鉄に参加した油を塗ったほうが錆びやすくなる原因の仮説としては, (1)酸化した油中には,十分な水も含まれており,鉄が水と酸素と十分に接しているために錆びる (2)酸化した油と鉄との間で直接酸素の受け渡しが行なわれる のどちらかだと思います。 (1)が正しいとするならば,,錆びのメカニズム(鉄がイオン化して水中の酸素と結合する)ということなので,自分なりに理解できます。 (2)が正しいとするならば,FeがFe(OH)3になる過程が理解できません。 また,(2)が正しいとすると,それは酸化した油のなかの成分が,酸素の受け渡しを行なっていることになると思います。このような油は,どういう油なのかということにも 興味があります。 (サラダ油だと,オレイン酸とか,中鎖脂肪酸とか聞きますが,どういう種類の酸がこういう作用をするのかが分かりません。) ということで,化学に疎いわりには,興味を持ったら引っ込みつかない性格なので,ご回答よろしくお願いいたします。