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酸化について

油が、酸素と反応して黒くなる。鉄が酸素と反応して錆びる。同じような事が 体内で起こっていると考えてみてください。なんて文面をよく見かけますが、いったい酸化とはどういうことで、それがどう体に悪いのですか?それに活性酸素という言葉が登場してきたりなんかして頭がこんがらがって訳がわかりません。どちらさまか噛み砕いて教えていただけないでしょうか?ちなみに黒くなった油を食べるとどうなりますか?

みんなの回答

  • albert8
  • ベストアンサー率61% (1658/2703)
回答No.2

我々の体は取り入れた酸素を使って食べ物を酸化し、その時発生するエネルギーを使って代謝(細胞内のミトコンドリアを使う好気性のエネルギー代謝)を行っています。しかし酸素が消費されると同時にフリーラジカル、活性酸素が生じます。 また、白血球の中の顆粒球にはミトコンドリアが多く活性酸素の放出も多くなります。 いずれにせよ体内で発生した活性酸素は酸化力が強力でその力で細菌に対して傷害活性を発揮し、欠くべからざるものなのですが、問題はこの活性酸素が増えすぎた時です。 フリーラジカルや活性酸素は回りの分子に電子を与えて酸化反応を引き起こすので、増えすぎるとそれだけ反応も過剰になります。当たり構わず酸化していきますので、組織傷害、組織破壊へと繋がっていきます。 我々の体にはこのフリーラジカルや活性酸素を吸収、無毒化するSODなどの酵素や金属イオン、不飽和脂肪酸など色々なスカベンジャーがあります。活性酸素は増えすぎるのが問題と言いましたが、これらのスカべンジャーでは対応できなくなるからです。 活性酸素は顆粒球が放出するものが圧倒的に多く、心(悩み、不安、悲しみ、怒りなど)や体(長時間の過重労働や酸素を大量に消費する運動、スポーツなど)のストレスが増えると顆粒球が増えますので、活性酸素も増えます。 体の老化はこの体の酸化が進んできた状態です。我々の体の老化、酸化の究極の姿が「死」です。

  • windwald
  • ベストアンサー率29% (610/2083)
回答No.1

黒くなった油を「食べる」と言える程度の量を摂取するとおなかを壊すでしょう。味も良くないし匂いも良くないので無理でしょうけど。 酸化とは、物質が酸素と結びつく化学変化です。(そこから広がり、物質が水素を失うこと、電子を失うことも酸化といいます。) で、それが体に悪いかどうかなんてはっきりとした根拠はないですが。 活性酸素というのは反応性の高い酸素のことですが、それがどう体に悪いかなんてこれもなかなかはっきりしないですね。ただ生体は自己防衛のために活性酸素を利用しているという話はよく聞きますが。

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