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3点曲げ(単純支持)の水平反力の算出方法
3点曲げに近い構造のジグを検討しています (使い方も3点曲げと同様) 1. 支持点を拘束した際、支持点への水平方向反力はどのように求めるのでしょうか 支持点は固定しないと負荷とともに、少なくとも摩擦で左右に動いてしまうかと なお最終的には材料が180°曲がるまで押し切ります 2. もし180°時の反力が押し始め時とモードが異なる場合、こちらもご教示いただけますと幸いです (摩擦と分力で計算しましたが、180°時、鉛直集中荷重よりも水平反力が高くなり、、、お力添えいただけますと助かります)
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#1です。ジグ=治具なんですね。最初は、釣り竿のジグかと思いました(^^;)。 あまり意味はないかもしれませんが、#3さんにならってRを持った治具を使うとして、曲げ材がθ曲がった時に治具に作用する水平力Sと鉛直力Hは、力の釣り合いからは押込み力Pだけで決まり、材料寸法や物性とは無関係です。ここでθはπ/2から増加し、?まで増えます。 ?は恐らく、治具と曲げ材の接触点が治具のRを外れる角度と思えます。そこからは治具にサンドされてない曲げ材を伸ばすだけなので、それほど水平力はかからないように思えます。 問題は押込み力Pの予想ですが、これには材料寸法も物性も関係します。曲がりが小さい時は弾性計算で行けますが、最終的には塑性+大変形問題になって、解析ソフトを使用しても難しそうですし、現実と合うとも思えません。 なので「やってみる」という方法はあると思うんです。例えば曲がりが小さい時のPは、ほぼ弾性計算で予想できますから、その2倍か3倍の力を想定して、固定ボルトを選ぶとか・・・(^^;)。 いったん水平力の予想がついたら、後はせん断強度で固定ボルトの規格を選ぶだけです。なお、接触点での摩擦は水平力を弱める方向に働くので、考慮しない方が安全側とも思えます。 あんまり役に立たない気はしますが・・・。
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- ohkawa3
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回答(3)再出 180°まで押し切るというキーワードを頼りに、想像で図を描いてみました。 平らな形状のワークが、180°の曲げ加工によってU字型に成型されるのであれば、ワークを支える下型の2点間に、左右方向に大きな力が加わることは間違いないと思います。 左右方向にどの程度の力が加わるかは、上型、下型の形状、ワークの厚さなど複数のパラメータが関係すると思います。 回答(1)さんのご指摘のとおりですが、お問い合わせの内容を、支障のない範囲で、できるだけ現実に即して図示願えないでしょうか。上型の先端Rと板厚の関係、下型の2点間の距離など、計算モデルを決めるためには、プロポーションの想定を共通認識することが重要と思います。 (下図の不適切なところを、指摘しすることと捉えて頂いてもいいと思います。) 3点曲げというよりも、プレス加工に際して発生する力の見積もりのようなイメージでしょうか?
お礼
図を提示いただきありがとうございます ご認識いただいておりますU曲げのイメージで問題ありません 細かいことですが、補足しますと下型のジグは中心線から2分割しており、どの程度の力でサンドする必要があるのか迷っております
- ohkawa3
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大きな変形を伴う場合は、単純計算式による応力計算は困難と思います。 的確な物性モデルをデータベースとして保有しているCAEを利用できれば、いいのですが・・・・。CAEなどを利用できる環境になくて、どうしても手計算をしたいのであれば、変形の程度によって区分して、適用する式を使い分けるなどの便法が必要だと思います。
- ohkawa3
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>1. 支持点を拘束した際、支持点への水平方向反力はどのように求めるのでしょうか 支持点は固定しないと負荷とともに、少なくとも摩擦で左右に動いてしまうかと 材料特性を評価することが目的の3点曲げジグの場合は、水平方向に加わる力は(仮にある程度のガイドを設けたとしても)、鉛直方向(曲げ応力)に加わる力に比べて小さいので、計算上無視しているのではないでしょうか。 最終的には材料が180°曲がるまで押し切りるのであれば、ご指摘の通りに水平方向の力を無視することはできません。両端の支点間距離と材厚の関係、両端の支点の接触面の曲率半径、支点と材料の摩擦係数など複数のパラメータが関係しそうですね。 難しいかもしれませんが、試験の目的をご提示頂ければ、このサイトをウォッチしている回答者さんから、もう少々回答が得られるかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございます 曲げの初期は摩擦が主体で(摩擦係数になるが無視できるほど小さい)たわみ角がある程度大きくなると分力が主体=無視できないということでしょうか 当初以下のように考えました 支持点には、たわみ角に対して鉛直方向の反力が生じるとして、その水平分力が水平方向の反力ではと考えました(摩擦は左記とは逆方向としてマイナスで作用) ただその場合、180°時には集中荷重より大きくなってしまうので、むむこれは違うか、と思っています。ちなみに摩擦係数は0.3ほどです。 またこの考えの場合、摩擦と分力だけのため断面性能や曲率、ヤング率すら影響ありません それもいかがなものかと悩んでおります。
- ddtddtddt
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ジグのポンチ絵くらいあると、質問内容がわかりやすいんですが・・・(^^;)。
お礼
ご回答ありがとうございます 当初、いただいた模式図と同様の検討をした結果、ある角度から水平力S>集中荷重Pとなり、またθ=1°時は水平力S=29Pと、この結果に疑問を抱いておりました ただ同様なご見解をいただけたため、取り急ぎこの程度の水平力を想定してみます。 ありがとうございます。