- ベストアンサー
理解するためのitとthatの使い分けについて
- itとは文脈上の何かを指すことがあり、それを理解したと言っている場合もあれば、単に付随しているだけの場合もあります。
- 一方、get thatでのthatは、特定の内容を理解するという意味で使われます。
- つまり、itとthatの使い分けは文脈によるものであり、それぞれの意味や使い方に違いがあります。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
以下のとおりお答えします。 >get it というのはitが文脈上の何かを指しており、 itを理解したと言っているのでしょうか? それともit自体に意味はなくただ付随しているだけなのか(つまり自動詞的に言っている?)文脈等によってどちらの場合もあるのでしょうか? ⇒冒頭文でおっしゃるとおりだと思います。つまり、itは、特殊用法として、「(前に述べたことや話し手の心の中で思っていること、またはその場の状況で相手に何であるかがわかる事柄を漠然と指して)それを、そのことを」という意味を表します(ライトハウス英和辞典)。ということで、I get itは、「(今話題になっていることを指して、そのことが)わかった」という意味を表しているわけですね。 >またget thatで「それを理解する」という文も存在すると思われますが、この際のthatはただthatを使用するのが適切な為、itではなくthatが使用されているんですよね? 以下の例文と同じ様にただその時々の文脈でitとthatを使い分けているだけですよね? ⇒おっしゃるような使い方がないとは申しませんが、それとは違って、具体的に先行文(節)の内容や先行文中の特定の語句を受ける場合もありますね。 >例) Let’s meet up for breakfast tomorrow!(明日、朝食一緒に食べない?)B: That sounds great!(いいね!) ⇒この場合のThatは、先行のLet’s meet up for breakfast tomorrow! 全体の内容を受けて、「それ、そのこと」=「朝食一緒に取ること」を表していると見られます。 ですから、全文を逐語訳すれば、こんな感じでしょう。 「明日、朝食を一緒に取ろうよ!」―「それは素敵に思われるね!/素敵だと思うよ!」 >A:How do you like that music?(あの音楽をどう思う?) B: It sounds great!(素晴らしい音楽だと思うよ!) ⇒この場合のItは、先行文中のthat musicを受けていると思います。なお、上の文中のsoundsは「~と思う」でしたが、こちらの文のsoundsは「(音楽が)~に響く、~の音に聞こえる」といった意味合いを表しているのではないでしょうか*。 そうだとすれば、全訳はこんな感じになります。 A:「あの音楽をどう思う?」B:「素晴らしい音楽に聞こえるね!」 *仮に、A: How do you like that music? ― B: That question sounds great! という対話なら、soundsは「~と思う」という意味になりますね。 訳文はこうなります。A「あの音楽をどう思う?」―B:「その質問は素晴らしいね!」
お礼
いつもありがとうございます。 今回も非常に丁寧な説明のお陰で理解することが出来ました。