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古代や中世の記録の信ぴょう性
今みたいに教育制度も無い、正確な時間がわかるのかという疑問、昔の人に「保存する」という感覚があったのか 日本の中世で言えば古文の世界のような一部の人は文字を知っていたと思いますが、世界史の中で言えばほとんど戦いばかりで「そんな正確に記録って残ってるものなのか?」と思ってしまいます。 例えば西暦612年 613年 614年 615年の微妙な違いとかってわかるものなのですか? 587年〇〇という出来事と覚えていても本当は701年ぐらいだったとかでも正直わからない気がします。
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狩猟採集、漁業、農耕を営む古代人は、季節や時間などの時の 動きには非常に敏感でした、生死に関わるからです。 太陽の動きで1日を月の満ち欠けで1か月を月の動きと星(星座)の 動きで、1ヵ年を感覚的に掴んでいました。 日本は四季がはっきりとしているので1ヵ年は確実に把握してました。 自然界の動きには現代人より遥かに敏感だったのです、古代人を 侮るなかれです。 奈良時代に大陸から暦が入って来て、年貢徴収の為に律令制度が 出来て、全国一律の暦が作られて、書類は日付が記載されました。 記録の書き手は地方役人と神社の神主が行っていて、仏教が伝わ ると寺院が加わりました、平仮名の普及に伴って庶民レベルまで 書き手が広がりました。 有力者の死亡日や事件などの年号と日付は正確なのです。 今も昔も、後世に伝えるという思いは変わらない事なのです。 奈良時代はいつからいつまで?、鎌倉時代はいつから始まった? は、正確な事は解りません、源頼朝が、「これより朝廷に代わって 執務を行う」と宣言文を発していたら歴史学者達が揉める事は なかったのですが。 -------------------------------------------------------------------------- 日本には現在、100万通以上の古文書が有るのですが、つづり字 なので大半は解読出来ずに有るそうです、原因はつづり字を 読める人が2000人足らずなので、解読が遅々として進まない ので、AIによる解読をし始めたと5月14日の読売新聞に記載されて いました、解読が進むと歴史の新しい事柄が発見されるかも・・・
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- SPROCKETER
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大昔でも太陰暦はありましたから、暦を使って正確な日付を知る事は出来ました。今ほど厳格では無かっただけです。時間もアラビア数字ではなくて、子の刻というように決められていました。古代や中世だからと言って、何もかも不明というわけではありませんが、中国から文字が輸入されるまでは記録が残せなかったので、それ以前の歴史は曖昧だと思われます。 記録の信憑性を追求していくと、現在でも疑わしい例は数多くあります。写真やビデオは改竄や捏造が出来るので、コピーには価値がありませんし、3DCGで本物そっくりの偽物も作れる時代になりました。記録の信憑性を疑い始めたら、キリがありません。 たとえば、あなたが日本人かを調べるには戸籍を信じるしかありませんが、今ではDNA解析をやらないと確証が無いという時代になっています。大昔は、そんな事は気にしなかったようです。 もし、古代や中世に宇宙人が来ていたとしても、記録に残っていなければ何もわかりません。宇宙人が残した記録が残っていても、読めなければ何もわかりません。そういう意味不明な記録は歴史上、数多くあるそうです。世の中とは、そういうものなのです。