平安時代の天皇の役割は、権力者を認定する、だったの
歴史上の天皇の存在意義や役割に、関心がありました。
ところで、橋本治氏の桃尻語訳枕草子上を読んでいて、天皇についての説明がありました。
以下、その著作を引用します。
「この時代に誰が権力を持っていたのか?」ということになった時、真っ先に排除されるのが天皇という存在であるという、そういうヘンテコリンなものがこの時代の天皇だったからです。天皇の役割は一つしかありませんー誰かを権力者として認定する、即ち機構を成立させるシンボルです。
天皇がいればこそその機構が成立する。その機構があって初めて権力者は権力者となりうるという、そういうヘンテコリンな世界の成立土台が天皇なんです。」
平安時代の天皇について、上記の、権力者を認定するという説明は、ほぼ妥当ですか?
お礼
ありがとうございました