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日本語 複文の焦点について
日本語では後件が、話し手の言いたいことだと認識しています。 ですが、以下の文法では、焦点が前件だったり、後件だったりします。言いたいことと焦点は異なるのでしょうか。 基本的なことがわからずに、困っています。 ①「V1たら、V2」焦点は 後件 ②「V1ば、V2」焦点は 前件 ③「V1と、V2」 ④「V1てから V2」 ⑤「V1あとで/まえに V2」 ⑥「V1/Nなら V2」 ③~⑥の焦点は どこにあるのでしょうか?
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- Biolinguist
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>日本語では後件が、話し手の言いたいことだと認識しています。 それは基本原則の一つ。 語順だけでは決まらない。 ①「V1たら、V2」 A:雨が降ったらどうなるの? B:雨が降ったら、遠足は中止だね。(後件が焦点) A:どうなったら運動会は中止になるの? B:雨が降ったら、運動会は中止だね。(前件が焦点) ②「V1ば、V2」 A:いつになったら雪が溶けるかな? B:春になれば、溶けますよ。(前件が焦点) 簡単にいえば、世代の違いということだ。(後件が焦点) ③「V1と、V2」 A:郵便局はどこですか、 B:そこをまっすぐ行くと、郵便局があります。(前件が焦点) A:5に7を足すと? B:5に7を足すと、12になります。(後件が焦点) ④「V1てから V2」 A:いつ出ますか? B:家事を済ませてから出ます。(前件が焦点) A:あれ以来、彼とは会っていましたか? B:あのとき別れてから、会っていません。(後件が焦点) ⑤「V1あとで/まえに V2」 A:ゲームはいつしますか? B:布団に入る前に/入ったあとに、やります。(前件が焦点) A:布団に入る前に/入ったあとに、何をしますか? B:布団に入る前に/入ったあとに、瞑想します。(後件が焦点) ⑥「V1/Nなら V2」 A:これやってもいい? B:お母さんと一緒ならいいよ。(前件が焦点) A:宿題終わったよ! B:それならゲームをしてもいいよ。(後件が焦点)
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
>③~⑥の焦点は どこにあるのでしょうか? ⇒以下のとおりです。 ③「V1と、V2」焦点は 前件と後件の両方(対等) ④「V1てから V2」焦点は 後件 ⑤「V1あとで/まえに V2」焦点は 後件 ⑥「V1/Nなら V2」焦点は 後件
お礼
たくさん例文を書いてくださって、ありがとうございました。基本原則だけで考えていました。 言われてみれば、そのとおりですね。 とても 勉強になりました!