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一つの文の読点(、)の数
手紙を書いています。 一文に、読点(、)が多すぎるのはあまり良くないと聞いたのですが、 そこまで長くない一文に(30文字くらい) 読点が「2つ」ってどう思いますか? 1つに減らした方が良いでしょうか?
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先ずは10年以上昔の余談なんですが、 TVでアナウンサーが『文章の「読み終わりで息継ぎする場所」に打つのが「読点」だよ』と、 知ったふうな解説してるのを聞いたことがあります。 (文章の終わりまで息継ぎできなかったらどうするんだ? なんて思ったものです。) …今になって思えば、 「読んでる途中で息継ぎ」するのが「読点」で、 「文章の終わりで句切る」のが「句点」ですね。 …で、質問は「読点(、)」の疑問という事ですが、 「読点」の役割と打つ場所は大きく分けて三つ有ります。 …一つは「起承転結」で例えられる文の意味や流れが変化する場所、 …一つは読む時に息継ぎしやすい適切な場所、 …もう一つは意味が違う複数の語句を並記する場合です。 「読点」の数は多いとか少ないとかよりも、 その目的に合わせて、その時々の都合で打ち方を変えます。 一、 無闇に読点を打つ必要はありません。 (これが質問の疑問点で、読点が多くて文の意味が途切れたり読みにくくなるのを避けるためです。) 二、 一つの文として流れが途切れず長くなってしまう場合もあるので、 そんな時に読んで息継ぎしやすい適切な場所に打つと、文章は読みやすくなります。 三、 あとは意味が違う語句を並記する場合ですが、 例えば「句読点」という一つの単語ではなく「句点読点」の意味を分けて捉えたい場合に、「句点、読点、句読点」などと単語ごとに「、」を打って並記すると、伝えたい意味が見えてきます。 …「読点」は単に減らすのではなく、 その時と場合で必要な場所に打ちながら無駄打ちは減らすのが、 読みやすさと意味の伝わり方という点で重要になります。