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同位体
同位体がある元素とない元素の違い は何ですか? 同位体ができる理由が不明なら、 同位体がある元素、ある元素の それぞれの共通点でもいいので お教え下さい。
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#1です。 参考URLを見つけました。 参考URLで各々の元素記号をクリックすると、同位体を見ることが出来ます。 これによると原子番号96のキュリウムまでの全ての元素で同位体があります。(テクネチウムについては「m」のつく核異性体のみ) 天然同位体がない元素であっても、それは、放射性の同位体が宇宙の誕生時あるいは地球の誕生時には元々存在していたにもかかわらず、その寿命が、宇宙の誕生あるいは地球の誕生から現在に至る期間に比べて著しく短いため、ほとんど全て放射崩壊したものと思って構わないと思います。 なお、 化学特性との関連をお知りになりたいようですが、基本的に化学特性と原子量うんぬん、同位体云々は関係がありません。 なぜならば、化学にとって意味があるのは、原子の外側にある電子の数であり、内側に隠れた原子核の大きさは関係がないからです。 原子量が違うことによって、いわば慣性が異なり、化学反応の速度に僅かに影響を与える場合があるのみです。(ウラン濃縮に使われる技術など)
その他の回答 (3)
ある原子核がどのくらい安定か=同位体として存在するかは、化学よりは物理学(原子核物理)の範疇に入ると思います。 安定同位体の無いBe,F,P,Al,Scなどはどれも原子番号が奇数=陽子数が奇数です。 原子核内部の陽子と中性子のバランスで、陽子数や中性子数がある特定の数字(2,8,20,28など)のときにとくに安定になり、この数値をマジックナンバーと呼んだりします。 マジックナンバーでなくても、陽子数や中性子数が偶数の原子核の方がより安定になりやすい傾向にあります。逆にいえば陽子の数が奇数(=原子番号が奇数)の元素は安定な原子核をつくりにくい状態にあり、したがって安定同位体が無いのだと思います。 なぜ陽子や中性子が偶数だと安定になるかは・・・いろいろ原子核内のモデル化など理論はあったと思いますが、そこまではよく理解しておりません。
お礼
実はこの質問、そのマジックナンバーに絡んだ ものなんです。
補足
みなさんご回答有難う ございました。 私自身も、もう少し考えを整理 してみたいと思いますので、 この質問はとりあえず 打ち切らせて頂きます。
- パんだ パンだ(@Josquin)
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Be, F, Na, Al, P, Sc, Mn, Co, As, Y, Nb, Rh, I, Cs, Tb, Ho, Tm, Au, Bi, Th, Pa には、地球上の天然物としては同位体が見つかっていないようですね。 原子核の安定性の問題でしょうが、詳しいことはわかっていないんじゃないでしょうか。
お礼
ご回答有難うございます。 理論的に判っていないとすると、 傾向的には何かあるでしょうか? 同位体がない元素は、こうゆう 化学反応を起こす特徴を持つとか。 何かご存知でしらた宜しく お願い致します。
- sanori
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同位体のない元素というのは、聞いたことがありません。 全ての元素に同位体があると考えて差し支えないと思います。 「同位体がない」と言われているのは、単に、同位体の崩壊寿命が短いからではないでしょうか。
お礼
有難うございました。 HP参考になります。