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吸収光光度計とスペクトル分析
はじめまして、よろしくお願い致します 吸光光度計 水溶液中を通過した光の吸収スペクトル量を 測定することによって物質の定量を行う装置で、 主に水溶液中の微量の化学種を定量するのに用います。 という説明がありました。教科書のよりは 分かりやすいのですが、今一わからなくって… 物質は特定の光を吸収するので通過した 波長を分析しそれが何であるか調べるという のだと思いますが、その液体に吸光光度計では 適当な発色液を入れるとかいてあります。 と・言う事は「ある程その物質が度推測が出来ている」 あるいは「その物質があるかどうか」知ると 考えてよいのでしょうか?(その発色液が特定材料) その波長が吸収された分がその目的の濃度と測れる… 教科書には発色液も書いてません (何に何が吸収するんだろう?) その波長を分析…と聞いて真っ先に思い出したのが 浅知恵の「スペクトル分析」、 これは全然違う物なのでしょうか? 特定の波長を吸収し、何であるか知る・という所はにてますけど…うーん。 説明がおかしくてスミマセン よろしくお願い致します。
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次のように書きかえるとわかりやすいかな。 吸光光度計 セル(試料を保存する容器)を通過した特定の波長の光の吸収量を測定する装置 でよいかしら。 光の種類が省略されているので.省略されている言葉を補うと 可視きゅうこう光度計 となります。きゅうこう光度計には.紫外きゅうこう光度計と可視きゅうこう光度計と赤外きゅうこう光度計の3種類があり.多くの場合.可視を除くと.有機物の分析に使われています。水の吸収波長に赤外の範囲があるので.水を極端に嫌います。 可視光のきゅうこうけいでも場合にょっては有機溶剤で計るときがあります。ですから「水溶液」とは限りません。 地学(粘土鉱物)関係の方ですと.石英等ある程度光を通過するぶしつのきゅうこうどを図るときがあります。 >スペクトル という言葉も混乱しやすいでしょう。一般に可視きゅうこう光度計は.シングルビーム.つまり.1つの(ある程度の幅の範囲の)波長の光の吸収量をはかります。 「スペクトルを取る」というと.マルチビーム(多数の波長の光)の吸収量を計る場合が多く.紫外域全波長のきゅうこうりょうを測る・かしこう全波長領域のきゅうこうりょうをはかる・赤外全領域のきゅうこうりょうを計る・という意味に使います。 反射光の分光をしたり.発光の分光をしたりするときにも「スペクトルを取る」という言葉を使います。 >浅知恵の「スペクトル分析」 これは知りません。 ただし.統計関係で使われる「スペクトル分析」と化学の「スペクトル分析」と天文関係で使われる「スペクトル分析」と自動制御関係で使われる「スペクトル分析」は.多少にいてるところもないことはないのですが.まったく別の内容です。業界によって同じ言葉が別の意味に使われているので.区別してください。
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質問の意図を正確に理解できてないかもしれませんが・・・ 吸光光度計を利用しての比色分析は、普通は物質の定性ではなく、「定量」試験に使われることが多いです。定性試験に使われることが皆無かというと、それはちょっと私には分かりません。 定性・定量というのはたぶんご存知とは思いますが、定性が含まれている物質の種類を判定すること、定量が物質の含まれている量(この場合溶液の濃度・mg/l等)を測ることです。 一般的な比色分析の手順としては、 1.目的物質の標準試薬を使って基準となる濃度の溶液を段階的に作り、そこに発色試薬を加えて発色させる。 2.上の標準液の吸光度を測定し「検量線」と呼ばれる濃度と吸光度の関係をプロットしたグラフを作る。 3.測定しようとする溶液に発色試薬を加え目的物質を発色させ、吸光度を測定する。 4.3の測定値を2の検量線から読み取り、目的物質の濃度を計算する。 実際的には試験溶液に様々な妨害物質などが含まれていますから、それを取り除くための前処理や対照液の測定などの操作がありますので、もうすこし複雑な内容になりますが、大まかなところはこのような感じになります。 このような説明で、少しは疑問の整理ができるでしょうか?