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赤外吸収スペクトル分析法

赤外吸収スペクトル分析法では、通常水は溶媒として利用されないそうですが、これはなぜですか? これはセル窓が水溶性の場合にかぎるにでしょうか?

みんなの回答

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1634/3294)
回答No.2

すでに出ていますが,最大の理由は水の吸収がかぶることでしょう. 肝心のところで幅広く,しかも濃度が濃度なので 強烈に出ます. こういうときには,水に代えて重水を使って 逃げるという手が有効なこともあります. 反射で取るときは,ゲルマニウムプリズムとか, ゲルマニウムやCaF2で作った ATR 多重反射セルとかも 有効なことがあります.

  • tsu_chan
  • ベストアンサー率50% (15/30)
回答No.1

赤外吸光分析(IR分析)では、透過法、反射法等がありますが、numataさんがご存じの通り、主に透過法で用いられるセル窓が臭化カリウム(KBr)という水溶性の結晶であるため、水系を直接は測定しません。 また、水のIR吸収があると測定結果を解析する上で、邪魔になることも要因の一つです。 もし、どうしても水系を測定する必要があるのでしたら、ダイヤモンドセル等水に強いセルを用いての反射法なら測定できると思います。

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