(古文) 「鎖す」はサ変の複合動詞か?
お尋ねします。
「門つよく鎖させよ」について
1)「鎖」は「くさり」と読んでよいか
2)「鎖す(くさりす?)」というサ変の複合動詞なのか、それとも名詞「鎖」にサ変動詞「す」が付いただけか。
3)2)で後者の場合、「鎖をする」と訳すことになりますよね。しかし、多くの文献の訳では、「(門をかたく)閉ざす」とかいったあたりの訳になっています。具体的に鎖をかける、というような訳は見当たりません。イメージとしては「厳重にロックする」というのはわかるのですが、であればサ変の複合動詞として存在していてもよさそうなのですが、辞書には出ておりません。名詞の「鎖」は辞書に出ていますが、鎖自体に「鍵」とかいう意味まではないみたいです。意訳しているだけ、といわれたらそれまでですが、厳密な解釈としてはどうなっているのでしょうか。