（古文） 「鎖す」はサ変の複合動詞か？

質問

お尋ねします。

「門つよく鎖させよ」について

１）「鎖」は「くさり」と読んでよいか

２）「鎖す（くさりす？）」というサ変の複合動詞なのか、それとも名詞「鎖」にサ変動詞「す」が付いただけか。

３）２）で後者の場合、「鎖をする」と訳すことになりますよね。しかし、多くの文献の訳では、「（門をかたく）閉ざす」とかいったあたりの訳になっています。具体的に鎖をかける、というような訳は見当たりません。イメージとしては「厳重にロックする」というのはわかるのですが、であればサ変の複合動詞として存在していてもよさそうなのですが、辞書には出ておりません。名詞の「鎖」は辞書に出ていますが、鎖自体に「鍵」とかいう意味まではないみたいです。意訳しているだけ、といわれたらそれまでですが、厳密な解釈としてはどうなっているのでしょうか。

回答No.3

kitasan2 · ベストアンサー

「鎖す」は、古語では「さす」と読んで、サ行四段活用の動詞です。意味は「鍵をかける」「閉ざす」です。古語辞典で確かめてみてください。
　その後に来る「せよ」は、使役の助動詞「す」の命令形ですので、「鎖させよ」で、「（門をかたく）閉ざさせよ」と訳します。

お礼

回答ありがとうございます。

「鎖（くさり）」「鎖す（くさりす）」「鎖（さ）」では探しましたが、「鎖す（さす）」では探していませんでした。詰めが甘かったです。これで解決しました。(^^

回答No.2

ysk26

１）「鎖」は「くさり」と読んでよいか

ダメです。
古語では「さす」と読むのが普通です。
「とざす」は、「戸鎖す（と-さす）」からきた比較的新しい読み方のようです。
『日本国語大辞典』や、どんなものでもいいので古語辞典で確かめてみてください。

お礼

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「鎖（くさり）」「鎖す（くさりす）」「鎖（さ）」では探しましたが、「鎖す（さす）」では探していませんでした。詰めが甘かったです。これで解決しました。(^^

回答No.1

LN-TF

「鎖」は「サ」「くさり」以外に「とざす」「さす」とも訓みます。
この場合は「とざす」でせう。
となれば、「とざす」＝「閉ざす」となりますが…。

参考URL：

http://dictionary.www.infoseek.co.jp/?sc=1&se=on&lp=0&gr=kj&sv=KJ&qt=%BA%BF&qty=&qtb=&qtk=0

お礼

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「鎖（くさり）」「鎖す（くさりす）」「鎖（さ）」では探しましたが、「鎖す（さす）」では探していませんでした。詰めが甘かったです。これで解決しました。(^^