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五木寛之の考えについてお教え下さい

作家の五木寛之は小学生時代に母親から、「もしお父さんと別々に住むことになったら寛ちゃんどうする?」と聞かれたことがあったと書いています。 つきつめた目の色でたずねた母の表情に、私は一人の女の匂いを感じたとも書いています(地図のない旅)。 母親を一人の女として見ることに慣れた子供ほど、社会的強さを持てるのではないかとも五木は書いています。 以上の文の中の「社会的強さ」とはどういう意味か お教え下さい。

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  • ベストアンサー
  • toka
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回答No.1

 家を出て、社会の中で一人の人間として生きていく強さのことでしょう。  普通、子にとって母親とは食事や寝床など生活の世話をしてくれるし叱りもする強い存在です。  そういう存在が何かの拍子に弱さを見せたとき、子は「ああ、この人も一人の女性で、弱い所があるんだ」と気づきます。  その気づきが早いほど、他人を客観視できて社会の中で自分の立ち位置を作っていく能力を持てるということです。

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