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上客の接待
大河ドラマで、「源頼義が宿泊先で主の娘の「性接待」を受け、その娘が懐妊していたことが分かって「名誉なことだ」と主人が喜んだ」という話がありましたが、このようなことはごく普通に行われていたのでしょうか。つまり、宿泊した上客の相手に自分の娘を「一夜妻」として提供することです。
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そこは宿屋ではなくて、地方豪族や地主など地方有力者の屋敷です。 家系図などに「遊女」とされていますが、実は地方有力者の娘だったりします。 「一夜妻」であろうが、子ができるとその身分の高い者の子ですので、血統を介して中央と繋がりができるため、のし上がりたい地方有力者は貴族などが宿泊する際は宿ではなく、屋敷に泊まらせ娘を提供するのです。 また、有力武家も子どもを沢山作り、一族の力をより大きくしたいという思惑もありました。 源頼朝の弟の範頼がそんなふうに誕生している説があります。 平治の乱で父親が殺され、謀反人の子になってしまったから、母方の祖父は甘い汁が吸えず、結局そこに赴任した貴族が保護し養育しました。