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アニメの「アラビアン・ナイト」
アラブの女性というと、露出の少ない服装に髪の毛を追おうというイスラム教にのっとったイメージが強いですが、アニメのアラビアン・ナイトでは臍出しだったり今とは程遠い服装をしている女性がほとんどです。当時はイスラム教が今のように浸透していなかったのでしょうか。それとも創作でしょうか。
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「アラビアン・ナイト」はササン朝ペルシア(226年~651年)の王シャフリヤールに妻シェヘラザードが毎夜語り聞かせる物語という形をとっています。ムハンマドがイスラム教を創始したのは610年。ササン朝はイスラム教が広まる以前の王朝です。 ただ、ササン朝時代の女性の服装も、髪の毛や肌を露出しないのが基本だったようです。 <サーサーン朝時代の女性たちの服装> https://parstoday.com/ja/radio/programs-i14734 また、衣装の考証が正確かどうかは別として、近代のヨーロッパ人が描いた「アラビアンナイト」の挿絵でも、女性の服装は露出度の低いものになっていますから、アニメで露出度が高くなっているのは、アニメとしての創作・演出だと思います。 エドマンド・デュラック挿絵の「アラビアンナイト」 https://bonplaisir.exblog.jp/25725583/
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- gunsin
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回答No.1
アラビアン・ナイトはイスラム教が広まる以前の物語です。 そして、アラブではなく、ペルシャで生まれた物語です。 現在のイラクとイランはペルシャ人の末裔であって、アラブ人 ではないですよ。