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暁星 キリスト教的意味合い等
韓国の財閥の暁星や、 日本の暁星学園など、 暁星という言葉が使われています。 おそらく、聖書の「明けの明星」のことを言っているかと思います(具体的には金星) で、明けの明星はルシファーを表し、堕天使・サタンのことかと思います。 キリスト教的にはマイナスイメージと思いますが、なぜこれらの財閥(キリスト教の強い韓国ですから何らかのキリスト教的文脈の中で名付けたのではないかと推測したりするのですが)や学校(キリスト教系のはずですが)は、この言葉を使っているのでしょうか?
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韓国のことは知りませんが、日本の暁星学園は、フランスのマリア会のカトリック教会に付属した神学校が名を変えたものです。フランス語が第一外国語になっていて学校のフランス名はレコール・デトワール・デュ・マタンだと思います。 金星は、日本で「夜明けの明星」と呼ばれるように、多くの人に知られています。 キリスト教関係では、キリストを指し(ヨブ38.7) 聖母マリアを指す(これが暁星学園の始まり) 洗礼者ヨハネスを指す。東部オーソドックス教会 などが下記に挙げられています。 https://fr.wikipedia.org/wiki/%C3%89toile_du_matin(日本語版にはこの記述が欠けているので失礼します) このほかに ユダヤ教 ギリシャ神話 ローマ神話 ルーシファー 北米先住民族 のラコタ族、スー族 中米アステカ族 などでも知られています。
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私も気になったので調べてみました。(1)ですね。 10年近く前に当学園を卒業した愚息によれば「夜明け時、唯一輝き私達を導く暁の星=聖母マリア様」と申しておりました(愚息も質問者様と同じように「ルシファー」を想起し、宗教の先生に尋ねたことがあったそうです。だいぶ前の記憶ですし、もし間違っていたらすみません)。 https://kod.kenkyusha.co.jp/demo/catholic/honmon.jsp?id=0102030
お礼
分かりやすいサイトありがとうございます。 聖書自体に根拠がなさそうなところが、また面白いというか、不思議ですね。 ところで、3つめにルシファーの定義があります。これについて、#1さまが引用されていた、仏語Wikiの説明について、仏→英で翻訳してもイマイチ意味が分からなかったのですが、どうもヒエロニムスのヴルガタ版聖書での訳が、一つ大きな要因だったということが言いたいようですね。
お礼
いろいろとデータのほう、誠にありがとうございます。暁星学園の暁星は、 Étoile du matin をそのまま邦訳しているわけですね。 ヨブ38.7を見ましたが、(解説書などは参考にしていませんが)堕落する前の天使のことを言っているように見えます。キリストとしても取れるかもしれませんが。 ほかGoogleで探してみましたが、黙示録22.16,「わたしは、ダビデの若枝また子孫であり、輝く明けの明星である」などは、確かにキリストのようですね。 黙示録2.28などもありました。 この暁星学園、その母体のマリア会のHP等には、そのへん詳しく書かれていないようですが、おそらくは単に上記黙示録あたりのことを元に、イエスキリストのことを指しているのでしょうね。ありがとうございます。