キリスト教圏における右手の意味

質問

今まで意識していなかったのですが、先日映画スター・ウォーズを見ていて気になったことがあるので質問させて頂きます。

この映画では良く腕を切られるシーンが登場します。

腕を切られるのは主人公や悪役、化け物、お供のロボットまで様々なのですが、切られているのは全て右手（右腕）なのです。

キリスト教において右手は非常に重要なものと聞きます。

右手を切られる（または失う）というのは教義的に意味があるのでしょうか？

右手を切られているのは反キリスト的な強欲であったり、懐疑心であったり、暴力、恐怖といった少なからず不の感情を抱いている者達であるような気がします。。。

ロボットが腕を切られるのは分かりません。

非人間的な者は存在するべからずという暗喩のようなものがあるのでしょうか。

キリスト教信者ではないため右腕の重要性というものが分かりません。

お詳しい方是非ご教授下さい。

宜しくお願いします。

回答No.1

yuhua_1138 · ベストアンサー

最近めったに教会に行きませんが、一応クリスチャンです。
聖職者でないので回答になるか分かりませんが、日曜礼拝で唱える「ニケヤ信教」というのがあり、そこに

「主は私たち人類のため、またわたしたちを救うために天から下り（くだり）、聖霊によっておとめマリアから肉体を受け、人となり、ポンテオ・ピラトのもとでわたしたちのために十字架につけられ、苦しみを受け、死んで葬られ、聖書にあるとおり三日目によみがえり、天に昇り、父の右に座しておられます。…」

…という一節があります。
また「詩編」にもこんなのが。
(似たような表現がたくさんある)

詩編89編14節
あなたは力強い業を成し遂げる腕を具え
御手の力を振るい
右の御手を高く上げられます。

キリストは父なる神の右に座り、神がその力を振るわれるのも右腕、という表現になってますね。
私たち信徒も十字を切る時は右手です。
(左手はダメと言われたような…)
根拠などはよく分かりませんが、右手が優位な文化圏なのは確かだと思います。

一応スターウォーズファンでもありますが、「右手を切られる者＝反キリスト」は深読みし過ぎかも。
教義に右腕が出てくることは特にないような…？

右手は大切なものなので、個人的には大切なものを失うという暗喩のように感じてます。