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事業拡大や新規開拓の考え方について。
昨年、会社の中で私が中心となって(といってもメンバーは私1人だけですが)始めた事業があります。 既存の事業所に対して主にソフト面の提供をするものです。 社長は最初反対でしたが、最後には『じゃあやってみろ』と言ってくれました。 (反対理由は『好きなことができなさそうだから』『楽しそうじゃないから』です) 諸々の都合で会社本体と切り離して事業を行う必要があり、会社の設立から事業の契約・金額の交渉、従業員給与・賞与の設定、各種手続きまでを全て任せてもらえました。 (これが一番楽しかったかもしれません) 1年を通してやってみて、予想外のトラブルもありましたが、収支計画の狂いもなく順調に推移しています。 特徴として、額は決して多くありませんが、毎月固定の収入があることと、それが数年単位で保証されること。初期投資が一切不要で、借入を起こす必要もなく、いつ止めてもリスクがないこと。 始まる前、うちの会社でこれを『良い』と思うのは私だけでしたが、結果的には成功ということになりました。 今後、近いうちにこの事業を大きくしたいと考えています。 地方都市では需要が少ないので、本気でやるなら拠点を首都圏に移す可能性も考えられます。 当然ですが、その場合は拠点のある場所に転居も考えています。 それに関しては全く抵抗がありません。 というか、私はもともと小さい頃から都会への憧れがあるので、そっちで生活できるチャンスと考えている部分もあります。 そこで社内上層部の社員から反対意見が出ました。 『なんのためにするの?』『そんなことをする意味は?』というものです。 会社として違う意見は必要ですし、一般的にはそちらのほうが普通だと思います。 (ちなみに社長は「やってみたら?」と言っています) 実際、論理的に納得させられるような理由は見当たらないのが正直なところです。どちらかといえば感覚的なものです。 なんでやりたいかと言えば『成功すれば利益が出るし、失敗してもそこまで損をしないから』『やってみたいから』という、ただそれだけです。 『ダメだったら戻ってくれば良い』と思っていますが、それが甘いのかもしれません。 満場一致で賛同や協力的な意見が出るとは思っていませんし、やるなら迷惑をかけないように1人でやるか、せめて相棒をつけて2人程度でやろうと思っていました。 しかし、みんなのこういう反応を見ると何か見落としていることがありそうな気もします。 そもそも、私のこの『とりあえずやってみたい』という考えは非常識なのでしょうか?
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- ruitarou
- ベストアンサー率44% (258/579)
中小企業を経営しています。 会社の規模が分かりませんが、一般に新規事業の立ち上げを提案する場合は、企画書を作って取締役会での承認の後に立ち上げることになると思います。 上層部から『なんのためにするの?』『そんなことをする意味は?』という意見が出るとすると企画書での企画理由が明確になっていないのだと思います。 人を納得させる前になぜこの新規事業が必要なのか自分自身の考えをまとめることが必要です。 それが企画書になければ説得力がありません。 >そもそも、私のこの『とりあえずやってみたい』という考えは非常識なのでしょうか? これが非常識かどうかは別として認められる会社は稀有です。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11082/34531)
個人的には非常識ではないと思いますが、地方の中小企業では非常識かもしれませんね。 そもそも右を見ても左を見ても年寄りばかりで、やる気がある若者は高校を卒業するとみんな東京や都会に行ってしまう。残るのは東京で勝負する能力も自身もない人たちばかりで、とりあえず今の生活が続けられるなら良いと考えている。 これが地方の現実なのではないかなと思います。 ただそれはその人たちが悪いというわけでもないと思います。日本は平成の30年間ほぼずーっと失われっぱなしで、とりわけ地方が失われ続けていました。質問者さんの同僚の皆さんも他社の人たちも、地元のどこかの企業が時流に乗ってグイグイと成長していく姿なんかを見ていないわけですから、そりゃ成功するイメージが持てないのも当然なのかなと思います。 社長が認めるなら、それでいいと思います。極論、社長の支持さえ得られればそれでいいのですから。尤も、社長の後ろ盾があるから大丈夫だと思っていたら誰かが社長を説得して、梯子を外されるってこともなくはないですけどね。 おそらく社長は「このままこの地元で既存の事業を続けていてもジリ貧だ」というのは経営者だから分かっているのだと思います。だからこそ質問者さんにやらせているのでしょうね。 でも、変われないとどんどん衰退するだけじゃないかなと思います。