- ベストアンサー
【宗教】遠敷明神(オニウ明神)と牛頭天王の素盞嗚尊
【宗教】遠敷明神(オニウ明神)と牛頭天王の素盞嗚尊(スサノオノミコト)の関係性、繋がりを教えて下さい。 そもそも同じ時代の神様なのでしょうか?どちらも奈良時代に信仰されていた神様ですか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
遠敷明神というのは初めて見たので、まったく知りませんでしたが、多少は興味があるのでちょっとだけ調べてみました。 日本書紀にある「海幸山幸の物語」に出て来る「山幸彦」を祭神としているようですね。そっちの物語なら知っていますが。 天孫族と隼人族の争いが神話になったものではないか、というようなことが書いてありました。天孫族(ヤマト朝廷)が隼人(九州の人?)と出会うのは、出雲などで素戔嗚尊が奮闘した時期よりも後のはずですから、時期的には素戔嗚尊よりは後の神様だと思います。 もっとも、天孫族が神武東征以前にまず九州で戦っていたとすれば、こちらが先かもしれませんが。 どっちにしろ、710年代に仮神社ができていたようですので、奈良時代(奈良時代は710~784年)には信仰されていたものとも思います。 素戔嗚尊は、なんと言っても朝廷のご先祖天照大神を相手に暴れたとも伝わる神様ですから当然、大和朝廷の広がりとともに素戔嗚尊伝説も広がり、奈良時代には有名だったはずです。 が、山幸彦と素戔嗚尊は関係ないと思われます。いわんや、素戔嗚尊の本地仏と言われる(←こじつけ)インドの牛頭天王とは関係ないと思います。
お礼
ありがとうございます