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愛なんてない?

愛は存在しますか? 生き物はみんな自分のために生きています。すべての人が幸せになるなんて不可能です。 優しかったら利用される。この世は弱肉強食ですよね?

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  • khurata
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回答No.3

他人のために自分の命を捨てるような行動を、生物学では「利他的行動」などと呼びます。 古くは主君のために武士が戦場で命を落とすとか、近世では国家間戦争に勝つために兵士が殉職したりしていますが、実は利他行動は、人間だけでなく、動物もする事が分かっています。 たとえば、あるヒツジの群れと、それを襲おうとしているオオカミがいたとして、ヒツジ達はもちろん誰も襲われたくないし食べられたくはないのですけれども、誰か1頭が襲われてくれれば、他の全員は助かるわけです。 こうした状況で、オオカミに向かっていくヒツジがいるのです。 もちろんそのヒツジの命は有りません。 このような「動物が見せる利他行動」を人間が行う場合、我々はそれに愛とか友情とか義とか信念とかの名前を付けますが、動物達はそういう考えを持っているわけではないと思います。 ではなぜヒツジはわざわざ食べられに行くのか……それは、たとえ自分が死んでも、自分の血縁者や、自分の近縁種が生き延びる事によって、自分の遺伝子も生き延びる事が出来るからだ、と説明されています。 つまり利他行動は、「利他」と名付けられていますけれども、結局は自分の遺伝子をより多く遺したいという生物的欲求であり、性欲と同じ根を持つものなのです。 性欲や性愛があれほどまでに強力な理由は、自分の遺伝子を遺したい欲求がそれほどまでに大きいからですが、自分の命を捨てる利他行動もまた、根源は同じなのです。 動物達は、とにかく少しでも多く自分の遺伝子を遺すことに全身全霊を賭けてきました。 そうして我々は何億年も過ごし、進化を重ねて、ヒトになりました。 強い人が多くを手に入れて生き残る、優しくしても利用され、都合が悪くなったら捨てられる……それらは全て、自分の遺伝子をより多く遺すために進化させた欲求のなせるわざです。 たとえ子供を作る気が無くても、何億年も掛けて積み重なった「その欲求」を消すことは出来ないのです。 それを友情とか愛と呼ぶなら、友情や愛は、我々の肉体の中に、確かに存在するはずなのです。 なぜなら、それが無ければ、ヒトやヒツジはとっくに絶滅していると考えられるからです。 ここまで言うと、もはやこのご質問は友愛や愛という言葉をどう定義するかの問題であるようにも思えます。

nemutai1224
質問者

お礼

利他的行動は、生き残るための本能なんですね。 自分が死んでも、自分に似た遺伝子が生き残ることで自分の遺伝子も次に繋がる。他を助けて自分が犠牲になることは生まれてきた意味があるんですね。 愛と言わなくても、確かに愛はあるんですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

noname#261481
noname#261481
回答No.5

そうですよ。 生物の基本は弱肉強食です。 生き残る事が全てです。 だから弱い生物ほど子供を沢山産んで生き残る可能性を高めるのです。 ただ、人は社会という集団を作ったので必ずしも弱者が淘汰されるとは限りません。 だから野生ならとっくに食われて死んでるような人も生きては行けるのです。 自分もジャングルに放たれりゃ多分一週間も持たないでしょうね。 愛は自分が思う物ですから存在するとかしないとか言う物じゃないです。 何かの対象に対して愛情を感じるならそれは愛ですから。 愛は他人に求める物じゃないです。 見返りも求めずただ与えるものです。

nemutai1224
質問者

お礼

生き物は生き残るため、子孫を残すために生きてますよね。 愛は感情や生き方で、存在はしないですね。見返りを求めない人だけが愛することができるんですね。見返りを求め始めたら愛ではなくなる。 ありがとうございました。

noname#246034
noname#246034
回答No.4

【愛】は存在すると学びましたし、存在すると思います。 【自己の苦しみを乗り越え尽くすこと】、それが【愛】だと思います。 生き物はみんな自分のために生きていると思います。 すべての人が幸せになるなんて不可能だと思います。 優しかったら利用されることも多々あります。 この世は弱肉強食であることも多々あります。 百パーセントではありませんが、貴方の正確にありのままにこの世界を認識される要素を素晴らしいと思います。 優れた言葉をありがとうございました。 釈迦は自己の苦しみを乗り越え、他に尽くした【愛】の実践をされたと聴いていますし、称賛します。 その語ったとされる法則は利益を与えてくれましたし、感謝します。 貴方が更に優れた智恵の達成や徳、他を真に利する【愛】の実践を成し遂げられますように。

nemutai1224
質問者

お礼

共に助け合い生き残ろうとするのが賢いんですね。 自分のことだけを考えていたら当然争いが起きるし、種も滅んでいきます。 みんなが我慢して、弱いものが強いものに尽くす、強いものは弱いものを守る。お互いに助け合い愛を与えあって生きていくことができればいいですね。 ありがとうございました。

  • zabusakura
  • ベストアンサー率14% (2427/16191)
回答No.2

愛は存在しますか? 少なくとも私の周りには、多く存在します。 あなたが気付いてないだけでは? 生き物はみんな自分のために生きています。 それだけでは、ないけども。大切な人の為でも有る。 すべての人が幸せになるなんて不可能です。 それは、不可能だと思います。全ての人が良い人では無いからね。 当然、そういう人と関われば不幸な人は出てきます。 優しかったら利用される。 優しくして利用された経験なんて有りませんが。 この世は弱肉強食ですよね? まぁ、そうかもしれませんね。

nemutai1224
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに、私が気付いてないだけかもしれません。愛は結局は自分のためのものです。すべての人が愛されるわけではないですよね。愛するに値しない人は愛されないですよね。自分が愛しても愛してもらえるかはわからないですよね。 大切な人とは、自分のためになる人のことですよね?それは見返りがあるからです。 私は優しくして利用された経験があります。職場でパワハラされました。 例えば人種差別はなくならないし、立場が弱いと利用されるだけ利用されて捨てられることもありますよね。

  • khurata
  • ベストアンサー率40% (54/134)
回答No.1

生物は進化の過程で有性生殖を獲得し、その結果、メスとオスが協力し合って子を作る、という生活様式を得ました。 この生活様式においては、メスとオスがお互いを守り、親が子を守る、という行動を取る方が、生き延びる確率が高いので(自分の遺伝子を残す確率が高まる)、「配偶者や子を守る」という感情もまた、進化の結果として獲得されたのだろうと私は考えます。 それを我々は愛という言葉で名付けて呼んでいます。 「みんな自分のために生きている」、すなわち自分の遺伝子を残そうとして生きているからこそ、愛が必要になるのです。 もし愛が無かったら、メスとオスは互いに敵対し、親子も敵対するでしょうけれども、そんな生物種が生き残るのは難しいでしょう。 この世は弱肉強食である……だからこそ、強い愛を持ってお互いを利用し合い、生き延びるという方法を、生物は選んだのでしょう。 その結果が、現在見られる「雌雄を持つ生物の繁栄」です。

nemutai1224
質問者

お礼

ありがとうございました。家族間の愛は分かりました。 私は、友愛なんてあるんだろうかと疑問です。マウントを取り合ったり、良い配偶者を手にいれようと競いあったり、結局強い人が多くを手に入れて生き残るのではないですか? 優しくしても利用され、都合が悪くなったら捨てられる。より高みを目指して、自分がお世話になった人のことなんて忘れる。 この世は汚く、冷たいとは思いませんか? 結局、見返りを求めない無償の愛は存在しませんよね。

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