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「~まで」の表現についての質問
- 質問者は「~まで」の表現について疑問を持っています。具体的には、1.10日まで来ていいです。2.10日まで来てはいけません。という表現に対して、なぜ2の方は9日までを含むのに対して1の方は10日を含まないのか疑問を呈しています。
- 質問者の判断によれば、2の場合「行ってはいけない」のは9日までであり、10日に行くことは構わないと考えています。しかし、法的には「まで」は対称の日を含むとされており、この場合は9日を含んでいるため、質問者の判断は誤りであるとされます。
- 質問者は、「2の方は10日(になるまでは)の意味だ」という考えもあるかもしれないが、なぜ1がそうならないのか疑問を持っています。
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質問者が選んだベストアンサー
こちらが参考になるかもしれません。 https://www.tjf.or.jp/hidamari/4_mondou/mondou08.html
その他の回答 (9)
普通の考えを言っています。 国語辞典や広辞苑に載っていることが一般的に学習指導要領として教わります。 あなたの引き出しで物事を考えるのはどうかと思いますがね!
お礼
先述したように質問文に記した用例とそれに対する解釈は私の通っていた小学校で指示の際に使われていたものです。 私に限らず誰しもその環境で育てばそれと同様の解釈をするようになるのは必定であり、また世間にそれと同一の解釈をする人が4割近く存在するという事実から見ても、学校というような場所においてすら使用法が統一されていないと判断できます。 また誰であれ幼年期に見聞きした用例を後年わざわざ自分流の解釈にねじ曲げていくなどとは考えられません。 そんなことをしても何のメリットもないばかりでなく、逆に周囲とトラブルや摩擦が多発して困るだけだからです。 要するに私(やその周囲もですが)の言っている用例などは自分で勝手に作って「引き出し」とやらに入れたのではなく、今まで生きてきた中で周囲と問題をおこさないよう、自然に身に着けさせられてきた習慣であるということです。 小学校が学習指導要領と関わりを持たない世界であるとは考え難いため、おそらくそこにはこのような細かい件についての詳細な記述はなされていないのでしょう。 でなければ統一されていないのは違反ですからね。 また言い方を変えればもしそこが徹底されていたのなら仮にそれまでの更なる幼少期に勝手に「自分流」の解釈をしていた者が居たとしても、そこで「修正」されていたはずだということです。 結局のところ結論としては、それが可能な幼年期に解釈統一を行っていなかった以上、もはやその後それを実施させるというのはかえって混乱を招くなど無理であるため、実際の言葉の運用に当たっては間違えがおきないよう他の表現にしたり併用を行うしかない、といったところでしょうね。 さて、これは余分なことではありますが、たとえや疑問に対して合理的な説明ができないからといって、今度はいきなり相手を批判し始めるというのは率直に申しますと大変失礼ながら見苦しい限りです。 もし仮にたとえが稚拙である故に説明のしようがないしそれをする意味もないと判断したと言うのであれば、そんなことにはもうそれ以上関わることなく無視してしまう、という自由があるのですから。
>「借りていたお金だけど、返すのは20日まで待ってくれないか?」 この場合21日になって返せば文句を言わない人が多数派なのでしょうか? 「まで」はそれを含みます。 つまり、20日を含みますので、20日になったら返せることになります。 例、AさんがBさんに借金をしていた場合、 A:「借りていたお金だけど、返すのは20日の給料日まで待ってくれないか?」 B:「いいよ!給料日(20日)で。」 となる。 本題も同じように 1.10日まで来ていいです。 2.10日まで来てはいけません。 例、Aさんが、お店に張り紙が貼ってあったのを見た場合、 1. 10日まで店を開けていますので来てください。 A:「10日ってもしかして閉店セールするのかな?でも、11日から閉店かぁ~ ガッカリ」 2. 10日まで店を閉めますので来ないでください。 A:「11日から開くんだ!よかったw」
お礼
ご回答ありがとうございます。 >「まで」はそれを含みます。 これだと「待たねばならない状態」が20日になっても続くことになり、結果返済は21日でもいいと考えても不思議ではありません(もちろん私はそうは思わないわけですが)。 10日には店を開けますのでそれまで来ないでください。 この場合「それ」は10日という日付を指しています。 つまり「10日まで来ないで下さい」と言っているのと同義ではないでしょうか。
- staratras
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「~まで」という場合「~」が含まれるのが大原則です。したがってお示しの例では「1も2も10日が含まれる」と原則的には考えるべきでしょう。ここで歯切れの悪い言い方になってしまうのは、ご質問のように「2では10日が含まれない」と考える人も少なくないからです。 「〇〇部長は20日まで会社に出て参りません」という表現について「〇〇部長が会社に出てくるのは何日か」とアンケート調査をしたところ、21日が63%で多数派でしたが、20日も37%いて、若い世代ほど20日の割合が高かったそうです。 https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/term/091.html 「日本ではお酒は20歳まで飲んではいけません」という文章を読んで、「お酒が飲めるのは21歳からだ」と考える人はまずいません。無意識のうちに「20歳(になるまでは)飲んではいけません」の意味だとカッコ内を補って読むからです。しかし「小学生までは無料です」と書かれている場合、「小学生(になるまでは)無料です」つまり「小学生は有料です」と考える人もまずいないでしょう。 「~まで」の後に禁止・否定の表現が来る場合に限って(になるまでは)を補って考える人が増える傾向があるのかもしれません。 「~まで」で「~」が含まれるかどうかについて厳密さが要求される場合、特に「~まで」の後に禁止・否定の表現が来る場合には、「~まで」だけでなく、言葉を補うなり、別の表現を使うなりする必要があると考えます。
お礼
ご回答ありがとうございました。 ご記述下さいましたアンケートの結果についてですが私としては逆に驚きでした。 と言いますのは今まで生きてきて質問文の解釈でトラブルがおきたことなど皆無であり(正確には逆に「1」の方で当日含まずと考えていた人に遭遇したことがありますが)、この解釈に誤りがあるなど考えてもいなかったからです。 そもそも「2」の方の解釈に関しては通っていた小学校での通達でこのような使い方をしていました。 そのようなことでこの質問でこれに反する回答を頂いた際も「世の中にはおかしな考え方をしている人もいるものなんだな」と感心していたりしたわけですが、そちらの方が多数派とは…。 否定形やそれを含む要素がある場合に違った解釈をするのかもしれないとは私も考えましたが、でも以下のような場合を考えるとそうとも言えない気がします。 「借りていたお金だけど、返すのは20日まで待ってくれないか?」 この場合21日になって返せば文句を言わない人が多数派なのでしょうか?
言葉は曖昧なものです。 1の意味は明白ではありません。そう思うのは勘違いです。皆がなんとなく一つの意味で使う、もしくはある条件内でルールを決めるから明白になるだけです。 ですから、日本生まれの日本語話者でも言葉が通じているとは限りません。辞書通りに使っていない人などいくらでもいますから。 ただ、辞書にも複数の意味が載っていることは普通ですね。 明白であるはずの名詞でも、地方やある業界、職場、家庭などでローカルルールが存在することはよくあることです。 なので、数学や法律などの明白であることが必要な業界は、ルールを決めています。 ちなみにわたしは1も2も同じ10日を含める意味で使います。そして、正しく伝えたかったら、明確に含める含めないを伝えます。 ネットで言葉のやり取りを見ず知らずと行うことは多くなりましたが、言葉の伝わり方に悩むことは多くなりましたね。逆に言えば、リアルでも、どのくらい伝えたいことが伝えたい通りに伝わっているかを心配した方がいいのだろうと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 法律で定められているのに従うのが間違いないのでしょうね。
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
1、2、どちらも同じ。 「○○まで」の場合は 「××から○○まで」の解釈で、 「○○」を過ぎるまで含まれます。 「~になる」が省略されているために、 意味が曖昧になってるものです。 「○○になる」という条件が付いた場合において、 「○○になった」時点で要件は終了します。 「1は含み、2は含まない」という解釈は誤解です。 …感覚的な慣習の中で、そのように学習してしまったのでしょう。 正確を期すためには、 「○○」でも良いのか?ダメなのか?を確認する必要が有ります。
お礼
ご回答ありがとうございました。
通常“まで”という表現が使われている場合は、“まで”が指す日時を含むことになります。 1.10日まで来ていいです。 ・・・10日で終わり。 2.10日まで来てはいけません。・・・11日から来ていい。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- sutorama
- ベストアンサー率35% (1689/4748)
おそらく「経過」(ある時間をへること)についての考えが抜けているのかも知れません わかりやすく説明してみると、その法律カテ質問を見ていないのですが、法的にはふたつの「期間」と「期限」について定められています 期間とは、ある時点から他の時点に至る継続した時の区分をいいます これは、起算日と満了日が明確に指定されているので、その期間を終えた次の日からは、法的拘束力を離れることになります 期限の場合は、10日までが期限ですから、10日が期間満了日が期限になりますから、こちらも次の日からは、法的拘束力を離れることになります つまり、法的にはどちらも、次の日には解除されますから、2の言っても良い?権利は11日から発生します
お礼
ご回答ありがとうございました。
- mink6137
- ベストアンサー率23% (595/2500)
素直に解釈すると 1.10日まで来ていいです。 →10日(を含む)までOKです。 2.10日まで来てはいけません。 →10日(を含む)までNGです。 になります。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- maiko04
- ベストアンサー率17% (345/1956)
法的には「まで」は対称の日を含むということらしく、そうすると自分の2に対する判断が誤りであるということで問題はないことになります これが正しい
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
リンク先ですが、まさにこれこそ私の抱いている疑問とそれに対する回答ですね。 解釈の相違が出てくるメカニズムについても触れてありましたので大変参考になりました。 どうもありがとうございます。