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直径と燃えやすさ
市販の危険物取扱者問題集に、次のようなものがありました。「棒状のマグネシウムは、直径が小さいほど燃えやすい」 答えは ○になっていたのですが、何故、直径が小さい方が燃えやすくなるかが分かりません。何故でしょうか?
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燃焼とは「激しい酸化」のことである、と小学生の時に習いました。 鉄はふつう燃えませんが、掃除用の極細鉄線でできたタワシは、ライターで火を付けると燃えます。 細いほど、小さいほど、体積に対する表面積が大きくなる、言い換えると、細いほど・小さいほど空気(酸素)との接触面が大きくなるから、体表全体で酸化するようになる。 つまり細い=小さいほど燃え(酸化し)やすくなるのだと思います。
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- qwe2010
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体積、質量、が増えると、発火点に至るまでの熱量が多くなる、 燃えるまで、時間がかかる。 加える熱量が足りないと、発火点まで温度が上がらない。 金属は、熱伝導率が高いので、全体の温度が、同じように上がります。 紙とか木材は、熱伝導率が低いので、部分的に燃えて、広がっていきます
お礼
「発火点に至るまでの熱量が多くなる、」……なるほど。それで、燃えにくくなるわけですね。なるほど。ありがとうございました。
- chachaboxx
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単位空間体積に占める熱容量が小さくなるので、温度が上がりやすくなり、酸化燃焼反応が起こり連鎖しやすくなるので、燃えやすいのだと思います。 アルミ粉や小麦粉などの粉塵爆発も同じ。 セーターの様な繊維素材で表面が一瞬で燃え広がるのも同じだと思います。 ※衣服本体は燃えずにすむこともある。 鉄アレイは可燃物ではありませんが、鉄粉が素材の線香花火はキレイに咲きながら燃焼します。 燃焼ではありませんが、地球上での核融合反応には1億度以上の温度が必要ですが、太陽の中心では1500万度でも燃えて(反応して)ます。 理由は、2500億気圧という圧力です。 圧力(密度)が高くなると気体分子も金属化するので、逆に密度が低くなると気化してるような感じになるのかもしれません。 灯油を入れたバケツにマッチの火を投げ入れてもすぐに火は消えてしまいますが、霧吹きなどで噴霧した灯油に火を近付けると爆発的に燃焼します。
お礼
単位空間体積に占める熱容量が小さくなるので、温度が上がりやすくなり……というわけですか。なるほど。そのような視点から見ればその通りですね。ありがとうございました。参考になりました。
お礼
「体積に対する」ですか。「質量に対する」と説明している本もあったので、「体積に対する」が正しいんですね。ありがとうございました。