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キレートとは
クルクミンには鉄をキレートする作用があると考えられており[28]、実験動物にて肝臓や脾臓などの臓器から鉄を減らし酸化ストレスを低減させる作用が報告されている。[29][30] 一部の慢性肝臓病や癌[31]などいくつかの疾患では鉄の過剰蓄積とその酸化ストレスと関連がある場合が存在するとみられており、それらの予防などへの応用が期待される。 上の文章の初めの方にある「鉄をキレートする」とは。どういう意味でしょうか教えて下さい。よろしくお願いします。
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キレートというのは、カニのハサミから来た用語で、ある物質(原子とかイオンとか分子とか)を「カニが2つのハサミで獲物を捕まえるように」捕まえることを言います。 あなたのご質問の場合だと、鉄(正確には鉄のイオンですが)を、2本の腕でがっちりと捕まえてしまう、ということを言っています。 実際には、鉄イオンと2つ(場合によってはそれ以上)の結合を作ることができる分子などがキレート剤として使われます。 クルクミンの場合だと、ネット検索すると構造が出てくると思いますが、ぶんしの真ん中あたりにある2つの酸素原子が、鉄イオンに対する結合を作るので、結果として1個のクルクミンから鉄イオンに結合が2個できます。
お礼
より正確に解る事ができるようになりました。ありがとうございます。