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図面から読み解く部品の寸法公差と幾何公差の理由
- 部品図を見ると、その寸法公差や幾何公差には設計思想が反映されています。
- 例えば、板が重なっている場合でも、下の板の平面度や表面仕上げには特に注意が払われています。
- プロの設計者は図面から部品の思想や意図を読み取り、最適な設計を行っているのです。
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正直なところ「分かる事もある」「丁寧に書かれている場合は読み取れる」程度です。貴方が例に挙げられたように不合理な図面も多々ありますし、確実に読み取れるとは言い難いです。 明らかに必要な公差が抜けている場合や、意味も分からず指示しているな・・・そんな図面も多数見ますからね。 むしろ「あ、コイツ幾何公差の意味を理解してないな」とか「改定前の図面から考えなしに公差とかコピーしてるな」の方がピンときやすいかもしれません。 ただし「この不合理な指示が合理的になるシチュエーションは何だろう」と考える事で、思想や意図を推測する事は可能です。 貴方の例で言えば、ベースの板に平面度が指定されているのに、その上の部品が普通公差。これは不合理です。 これを合理化するには「1.基本部品を多製品と共有化してコストダウン」「2.上の部品を高精度品と交換して使用するケースがある」あたりが考えられます。 1のケースなら、ベースには使用していないタップ穴や位置決め穴があるでしょうし、2のケースは交換する部品の締結方法などに工夫があったりします。 このように「意図的であると前提した上で用途を仮定し、仮定を裏付けるような構造が他の部分に採用されているか」という、推理のようなプロセスを経る事で、図面の意図などを読み解く事は出来ます。徒労に終わる事も多いですけどね。
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- CINDER
- ベストアンサー率30% (4/13)
例と似たようなものを制作したことがあります。 ある製品の部品を1番下の板単体で精度出し作業。 別の製品の部品には凸部があるから厚みが欲しいけど、 重くなるから分割して板を重ねて回避。 別の用途に流用するために、一見不思議な幾何公差を 入れることもあります。
- TIGANS
- ベストアンサー率35% (245/681)
図面の問題ではなく人の問題。 図面が間違っていますと主張して図面出した人が素直に反省するかどうか 確認だけが必要事項であり、間違い指摘することには意味がないことが殆ど ほとんどの場合はわざわざ言及しないで矛盾するところだけ脳内変換して終了。 変な図面書く人は製品を検証する力もないので発覚もしない。
- hahaha8635
- ベストアンサー率22% (800/3610)
そもそもまともな公差を入れてる図面をこの頃見ないのだが