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証明問題
E1 ⊂ E2 ⊂ · · · を可測集合の増加列とするとき m(∪∞n=1En) = lim m(En) n→∞ 証明: E1′ =E1,E2′ =E2\E1′,···,En′ =En\En-1 とおくとEi′∩Ej′ =∅(i̸=j)であり (2.2) En =E1′ ∪E2′ ∪···∪En′ である. よってm(En) =∑(上n下i=1) m(Ei′) であるから n → ∞ とすればよい. (2.3) ∪∞n=1En = ∪∞i=1Ei′であることに注意せよ. 1、(2.2) を示せ. 2、 (2.3) を示せ. この2問の示し方がわかりません。
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何が分からないのかを記載してほしいところだが... 集合の一致を示す方法は、基本的に外延性公理を使うしかないです。つまり、(∀x(x∈A→x∈B) ∧ ∀y(x∈B→x∈A)) → A=B (2.2) F[n] = ∪[1≦j≦n] E' [j] とおけば F[n] = E[n]となることを示せばよい。帰納法で示す。 n=1の時は自明。 n+1の時 F[n+1] = F[n]∪E' [n+1] = E[n] ∪(E[n+1] \ E[n] ) ですが、これが E[n+1]と一致することを示せばよい。 ところで、一般に X∪Y = X∪(Y\X)であることは示せますよね?これが分かれば、今の場合 E[n]⊂E[n+1]であるから、明らか。 (2.3) ∪[1≦j< ∞] E[j]⊂∪[1≦j< ∞] E'[j] であることは、x∈∪[1≦j< ∞] E[j]をとれば、あるkが存在して x∈E[k]となるが、x∈E[k] = ∪[1≦j≦k] E'[j] ⊂∪[1≦j< ∞] E'[j]であることから言える。 逆向きの ∪[1≦j< ∞] E[j]⊃∪[1≦j< ∞] E'[j] は、E[j]⊃E'[j] から明らか。
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ご丁寧にありがとうございます。